歯医者でうちの子を眺めていて思ったこと

3歳になったうちの子を歯医者に連れて行って思ったこと。

1.定期的な歯医者への通院

 虫歯になったら嫌だなあという思いと、市の受給券を使えば1回300円で済むので、うちの子は定期的に歯医者に通っています。以前、別の記事でも書いたボールプールがあり、診療室の天井には大きめなモニターがついており、おさるのジョージが見れる歯医者です。

 はじめの頃からずっと私が担当だったのですが、ここ数回は奥さんが連れて行ってくれていました。
 久々に連れて行ったのが3歳になってからはじめての歯医者だったのですが、親以外の大人と接するうちの子を見ていて成長を感じました。

2.歯磨きとフッ素塗布

 久々の歯医者はいつものお姉さんが対応してくれていました。うちの子も定期的に会っているからか、人見知りとかもせず「こんちわー」と挨拶していました。
 まずこれに驚きました。保育園通園時、玄関で保育士さんたちに挨拶してないよね? と思わず突っ込みを入れたくなりました。
 毎朝の保育園はついた瞬間不機嫌になるので、保育園に預けられることに感情が不安定になって挨拶どころではないのかもしれません。しかし、そうだとしてもパパ的にはお世話になっている保育士さんたちにも挨拶してほしいよ?

 診療室へ案内され、診療台にうちの子が1人で仰向けになり、私は部屋の隅にある椅子に座るように言われます。
 最近は親が近くに座って手足を押さえたり、動かないように見張ったりしていないそうです。おいおい、本当に大丈夫なのか? 抵抗したり、診療台から落ちたりしないか? と内心ハラハラしていました。

3.普段親には見せない姿と成長

 しかし、そんな思いは杞憂でした。たまに口の近くが気になるのか手を口の近くに動かそうとしたり、足を暇そうに動かしていましたが、泣いたり、暴れたりすることなく静かに歯磨きとフッ素塗布されていました。途中、口をゆすぐ場面もあったのですが、お姉さんに言われる通り、コップを取って口をゆすいでペッと水を吐き出していました。しかも使ったコップをどこに置けばいいかもお姉さんに確認していました。

 普段、言うことを聞かずにケラケラ笑って動き回っている姿ばかり見せられ、親の無力さを感じていました。しかし、家の外ではこんなにしっかりと人の言うことを聞いて我慢できるんだなあと成長を見せつけられました。
 その姿を見て、子どもが成長をしているからこそ、その変化を受け止めて接し方も少しずつ変えていく必要があると痛感しました。

 歯医者を終え、帰宅途中のスーパーでアンパンマンペロペロチョコの棚を見て、「バイキンマン、ない」と悲しんでいるのも成長。奥さんが好きなジュースを見つけて「ママの、買う」とそのジュースをカゴに入れるのも成長。「パパのジュースは?」と聞いて「パパ、ない!」と断言されるのも成長。

 女性警官が主人公の漫画、『ハコヅメ』18巻 その152 パワハラ~似て非なるもの~ にあったセリフ、『人の成長にぶん殴られるのは気持ちがいいわ』というのが少しわかる出来事でした。


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