妊婦の方以外は『コウノドリ』を読んでくれ

子どもが2歳半になってから久々に漫画『コウノドリ』を読んだら涙が止まらなかった話。


1.『コウノドリ』とは

『コウノドリ』は産婦人科医が主人公の全32巻の漫画です。出産がテーマの作品でドラマ化もされており、読んだり見たりしていなくとも名前や存在は知っている人も多いと思います。

今回の記事はこの作品をとりあえず手に取ってくれ、というお願い記事です。なんならこの記事なんて読まなくいいので本屋やKindleで全巻購入してください。私は見ていませんが、奥さんいわく、ドラマもめちゃくちゃいいので、ドラマでもOKです。お好きな方でどうぞ。

ただし妊婦の方以外は。

妊婦の方には正直、オススメできません。出産後、子どもとのサバイバルが終わって、余裕ができたら読んでください。ただ、夫には読ませたほうがいいです。1秒でも早く読ませたほうがいいです。

というか、将来子どもがほしいなあと思う男性は全員読みましょうね。この記事をここまで読んだ方々と私との約束です。

2.涙腺が崩壊した

私が成人してから涙を流した経験を振り返ると、奥さんの出産がまず思い出されます。本当に嬉しくて気づいたら涙がこぼれ出ていました。出産後、奥さんと子どもが家に帰ってきてからも寝不足だったり、不安だったりでよくわからない涙が何度が流れていましたが。

出産はそれほど人生に与える影響が大きいものだと思います。

そんな出産をテーマにした作品なんです。涙腺が崩壊しないわけがないですよね?

流行り病が大きく取り上げられたころに妊娠が発覚し、夫婦で見えないウイルスに不安になることはとてもありましたが、振り返ってみれば元気に生まれてきてくれた出産でした。

これはあくまで私がそう思っているだけで、多分奥さんは私に言わなかった不安が山積みだったと思います。ただ、結果だけ見れば間違いなく恵まれた出産でした。特に『コウノドリ』を読むとそう思います。出産予定日から数日ずれましたが、子どもも3000gを超えていましたし、なによりも健康に生まれてきてくれました。

しかし、『コウノドリ』ではそんな恵まれた出産ばかりを扱うわけではありません。むしろ、出産に関する戒めとなるようなエピソードが多いです。淋病、予防接種の重要性、家庭内DV、産後のウツなどなど。そういった「うちは関係ないね」と勘違いしてしまう人たちにわかりやすく、「関係あるぞ!」と殴りつけに来てくれます

だからこそ、将来、子どもがほしいと思う男性、いや、男は全員読んでおけ。と私は強く言いたい。中学生も読んだほうがいい、高校生は読んでおけ。

3.だけど妊婦の方は読まないでください

途中から語彙が強くなりましたが、妊婦の方は読まないでください。上記でも少し書きましたが、妊婦や赤ちゃんが不幸になるシーンが多くあります。男性が見れば戒めとして強く刺さると思いますが、日々不安を抱える妊婦の方はメンタルを揺さぶられてしまうと思います。

読む人によっては本当に悪影響を与えかねない漫画だと思っているので、妊婦の方は読まない方がいいと思います。夫に読ませてください。

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