職場の先輩パパに救われている話

 職場の先輩パパからの何気ない一言で救われることがあります。

1.うちの子が最近寝不足になっている

 タブレットを操作できるようになってから、睡眠の質が良くないようです。しかも、寝る時間も遅くなっています。
 どこまで信憑性があるのかわかりませんが、タブレットやテレビから出るブルーライトの刺激のせいなのかもしれません。
 朝、起きてほしい時間に起きてこず、毎朝機嫌を損ねないように優しく起こしています。強引に起こしても泣いたり、機嫌が悪かったりして朝食は食べないし、着替えも嫌がるからです。
 しかし、朝のバタバタした時間に時間をかけて優しく起こすのは気持ち的にも時間的にも厳しいです。
 なんとかできないかなあと色々と試していますが、未だ解決はできず。私も奥さんも余裕がない平日の朝を過ごしています。

2.先輩パパに言われていた言葉を思い出した

 うちの子が1歳の頃、うちの子よりも2歳上の子がいる先輩パパと話す機会がありました。そこで私は「子どもが5時ぐらいに起きて、私を起こしに来て困っている」という話をしました。
 それに対して「今に起きてこなくて困るようになるよ」と諭されました。そのときは正直何を言っているんだ? と思ったのですが、実際、3歳になって先輩パパが言った通りになりました。

 それ以外にも細かな点でしっかりと予言通りになっていることが多々ありました。

3.多くの親が通った道だとわかる

 先輩パパの言った通りになっていることから「多くの親が通った道」だとわかりました。そう思うと「うちの子はなんで起きないんだろう」という悩みから、「どこの家庭でも同じようなこと、困っているんだろうな」という諦めに変わりました。
 解決はしていないのですが、親としての気持ちの持ちようとしては大きな変化です。
 きっと、私以外のパパも子どもからYouTubeが見たい! アニメが見たい! と迫られ、根負けする形で見せているんでしょう。そう思うと「子育てってそんなもんだよなあ」とも思えて気持ちが楽になるのです。

 もちろん、そういった子どもの要求は絶対に飲まない! という育児スタイルはあると思います。それができる人に少し憧れる部分もあります。
 しかし、生きていくためとはいえ、親の都合で子どもを長時間保育園に預けている後ろめたさから、そういったスタイルは取れないなと思うのです。幼稚園に入るまでしっかりと長い時間を親と過ごせている家庭があると思うとなおさらです。

 保育園の同じクラスのパパと仲良く慣れればいいのですが、流行り病の関係で3年通園するも1度しかクラスの懇親会はありませんでした。しかも、各家庭1名の参加と制限があったため、奥さんに参加を譲りました。

 インターネットを見れば、様々な育児に関する情報が散乱しています。信じられそうなものから、疑わしいもの。もうなんでもありといった感じです。
 だからこそ、お互いを知っている、できれば子どものことも知っている先輩パパからの言葉の方が響いたり、記憶に残ったりするのでしょう。

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