【第28話】結局、中年男性の結婚は難しいのか?簡単なのか?
こんにちは、既婚40代男性のおおかみです。
こちらのnoteでは自分の体験を元にした
婚活に関する有益な情報発信を行っていきます。
過去の自分の記事を読んで思ったこと
既に前回までで27話もの記事をnoteで書いてきました。
正直、このnoteを始める時は10話くらいで終わりの想定でして、
自分もここまで続けられるとは思っていませんでした。
ここまで続けることができたのは、ひとえに
私の記事を読んで『いいね』や『コメント』いただける
読者のみなさまのおかげだとおもっております。
時間を割いて記事を書いたとしても誰にも読まれていないと思うと、
書き続けるモチベーションが無くなっていたと思いますので…
そんな過去の自分の記事を振り返りつつ読んでみたところ、
あることに気が付きました。
それは、わたしが記事の中で、中年の独身男性の結婚について
『簡単です』と言ったり『難しい』といったりしていることです。
わたしのnoteを読んだ読者の方は、
『コイツ、言ってることがブレブレだろ』
と思われた方もいらっしゃるのではと感じました。
私の中では結論は一貫しているのですが、
誤解を生みやすいと思った表現について、
今回は補足説明させていただきたいと思います。
わたしが『結婚は難しい』と表現している部分について
私が『結婚は難しい』という表現を使っている場合は
おおきく分けて2種類あります。
ひとつは『現在の日本国内で婚活を行う場合の一般論』です。
これは説明不要かと思いますが、現在の日本では
成婚数、成婚率が劇的に下がっており、
結婚することが困難になってます。
それを指して『結婚は難しい』と表現しています。
もう一つ、海外での結婚を考える時にも
『難しい』と表現する場合があります。
これは日本人特有の『メンタルブロック』が結婚を妨げている
という意味で使用しています。
日本人特有の『メンタルブロック』とは?
これは一言で言えば、
『周りの目を気にしすぎて、本当にやりたいことができない』
という日本人にありがちの状況を指しています。
日本人というのは国民性として、他人と異なる行動に対して
極端な嫌悪感を示す性質があります。
その結果、お互いがお互いを監視しあうという
相互監視状態になっています。
そのような環境に長年居続けた結果、大多数の日本人は
『非難を受ける前に、非難を受けそうな行動を控える』
といった行動を自ら取るようになります。
ここでいう『非難を受ける行動』というのは、
法的を犯しているとか、倫理的に問題があるといった
本当に控えた方が良い行動だけに限定されません。
ほんの些細なことも含まれます。
このような相互監視の状況で長年過ごした結果、
『他の人がやっていないこと』はすべて『非難の対象になる』
といった見方をするようになり、その結果
『ほかの人がやっていることしか自分もやらない』
といった方向に、
自分で自分自身の行動に制限をかけるようになります。
わたしはこれを『メンタルブロック』と呼んでいます。
日本人が結婚に苦労するのは当然と思う理由
我々の親の世代、昭和の時代では、
社会に出た男女がほぼ全員結婚していました。
しかし現在の日本では社会情勢の変化により、
社会に出た男女は結婚しないのが主流になりました。
よってこのような情勢の日本では、結婚することが
『他の人がやっていないこと』=『非難の対象になること』
という図式になりつつあります。
最近日本の職場で、結婚して子供を産んだ女性を
『子持ち様』というあだ名で侮辱するという問題が起きていると
ネットニュースで目にしました。
私はこれを見て、きわめて日本人らしい出来事だなと思いました。
いまの社会情勢では結婚しない男女が主流派です。
そして主流派の行動から外れる行為が非難の対象となります。
つまり、結婚することそのものが主流派から外れる行動となっており、
『結婚自体が非難の対象』とされる時代になりつつあるのです。
ここで、最も大きなポイントは他人から
『非難される・されない』という点ではありません。
上の章で述べたように日本で長年生活してきた日本人は
無意識のうちに非難されるのを避けようとして
『ほかの人がやっていることしか自分もやらない』
といった方向に行動します。つまり、
自分で自分自身の行動に『無意識化で』制限をかけるようになるのです。
ここがいちばんの問題です。
非難されることを避けようとするあまり、
今の日本人は『無意識化』で結婚を避けるような
考え方や行動をしてしまうようになっているのです。
これでは結婚がより遠のくのはあたりまえのことです。
これが私が『メンタルブロック』と呼んでいる内容の本質であり、
日本で結婚が難しくなっている原因のひとつです。
わたしが『結婚は簡単』と表現している部分について
私は38年間彼女無しから、結婚することができました。
しかも具体的な婚活行動をしたのはたった5か月間だけです。
私が結婚を決意してからやったことは非常に単純で、
1. 外国に行く、
2. 結婚相手の女性をみつける
3. 結婚する
たったそれだけです。
もし日本国内で婚活するなら
『2.結婚相手の女性をみつける』が高難易度すぎて『3.結婚する』に
進めなくて詰むことでしょう。
しかし海外ならそんなこともありません。
想像とは異なり、あまりに簡単に結婚が決まってしまったので
『これは夢なのでは?』と
結婚当初は思ってしまったほどです。
しかし、結婚後しばらくして国内外の結婚事情を詳しく知るに従い、
私はある事実に気が付きました。それは、
『日本国内で結婚する難しさは、世界的に見ても異常(異質)』
という事実です。
日本国内の結婚事情しか知らない大多数の日本人は
『無理ゲー(クリア不可能なゲーム)レベルまで難化ししてしまった婚活』を
当たり前のものとして受け入れています。
そして多くの日本人は『無理ゲー化した婚活』を前提に
婚活を続けたり、結婚することを諦めたりという、
人生で最も重要と言っても良い、
結婚に関する決断を下しているのが現状です。
しかし私は自分の経験を踏まえ、
多くの結婚を希望する独身男性に伝えたいと思っています。
『結婚はまったく難しくないのです』
そして、結婚を難しいものとしているのは『メンタルブロック』、
つまり国内での結婚にこだわりつづける『あなた自身』なのです。
その事実を認識することが
『理想の結婚を達成するための第一歩』、
つまりあなたが
『しあわせな人生後半を送るための最初の一歩』
だと私は思っております。
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