【第12話】結婚適齢期なのに結婚が難しい理由(日本の問題)

こんにちは、既婚40代男性のおおかみです。
こちらのnoteでは自分の体験を元にした
婚活に関する有益な情報発信を行っていきます。

機能不全を起こしている日本の婚活事情

令和の日本では毎日のように日本の人口減少、出生率の低下、そ
して結婚率の低下が想像を超えたペースで進んでいるというニュースを
毎日のように耳にします。
ニュースの中では政治の失敗、社会情勢の変化など、
専門家による見解が公表されます。

確かにそのような理由は原因の一つとして存在していると思いますし、
間違いではないと思います。
ただ、まだ結婚する前の独身時代に日本の婚活事情を
身をもって体験し肌で感じていた私としては
ニュース等で指摘されることがない大きな問題が
日本の婚活事情には存在していると思っています。

日本の婚活市場が機能不全を起こしている根本の理由は、
「恋愛コンテンツの氾濫」にあると私は強く感じています。

婚活市場が上手く機能していない理由

「恋愛コンテンツの氾濫」とは何なのか？
これは世の中に出回っている娯楽として
恋愛をテーマにしたコンテンツ一般を指しています。
例えば「恋愛映画」「恋愛小説」「恋愛ドラマ」「恋愛漫画」
…などなどです。

これらのコンテンツの特徴は非常にワンパターンなもので、
ほぼ全て以下のようなパターンをたどります。
①主人公(男女どちらでも良い)が普段通りの日常を送っている。
②突然、自分の前に夢に見ていた最高に理想的な異性が現れる。
③イベントが発生し(発生しない場合もある)その異性に好かれる。
④紆余曲折を経て(経ない場合もある)その異性とゴールインする。

令和の日本に生きている方でこのようなストーリーの
恋愛コンテンツを見たことがないという方はいないと思います。
それぐらいこのワンパターンにしか思えないストーリーが
世の中にあふれているのです。

このワンパターンの恋愛コンテンツは何が問題なのかというと、
「何の努力もする必要がなく最高の伴侶を手に入れることができる」
というメッセージが度重なる繰り返しにより、
脳内の深いところに刷り込まれてしまうからです。

伴侶が欲しいと思っても行動を起こさない

通常ならば「何かが欲しい」という感情が自分の中に芽生えたら
それに向かって行動を起こすというのが自然です。
例えば「おいしいラーメンを食べたい」と思えば、
おいしいラーメン屋がどこにあるのかを調べて、
ラーメン屋に行くという行動を起こすでしょう。
「良い高校に入学したい」と考えたら受験勉強を頑張るでしょうし、
「新しいクルマが欲しい」と思ったら貯金をするでしょうし、
今すぐ欲しいとなれば自動車ローンの組み方について必死に
情報収集を始めるでしょう。

しかし、こと恋愛に関しては独身男性は(独身女性もですが)
理想的な伴侶を見つけたいと思っても、
すぐに具体的に行動を起こそうとする人が圧倒的に少ないのです。
なぜならばあまりにも日常的に恋愛コンテンツに触れている為に
「理想的な伴侶は、ある日突然空から降って来るもの」
といった認識を持っているためです。

「運命の出会いを信じる」
といえば聞き触りは良い言葉ですが、これは要するに、
「伴侶を見つける努力を放棄する(しない)」
とまったく同じ意味です。

結婚適齢期を過ぎて、初めて問題に気づく

大多数の日本人の男女は若いころは
「運命の出会い」を信じ続けます。
そして結婚適齢期を過ぎた頃、ようやく何かがおかしいと気づきます。
そして、このままではほんとうにマズイと悩みはじめ
この年になりようやく婚活市場に足を踏み入れます。

ちなみに上記現象を批判的に他人ごとのように話していますが
かく言う私も独身時代はお恥ずかしくも
運命の出会いを信じていたタイプであることを
ここに自白致します…

いま結婚適齢期の男性に伝えたい事

私は男性の結婚適齢期を(25歳～35歳)と定義しております。
私自身は結婚適齢期に結婚することができず、
37歳になったときに海外の女性と結婚(国際結婚)しました。
その経験を元に結婚適齢期を過ぎても海外に目を向けることで
独身男性は結婚をして幸せをつかむことができるという
婚活の情報発信をしております。

ただ、私の本当の想いとしては若い日本人女性と結婚できるのなら
それがベストであるという価値観を持っています。
そして現在、あなたがもし結婚適齢期の男性ならば
その可能性がまだ充分残っています。

私が考える結婚で幸せになるためのセンターピン(最も重要なこと)は
「若い女性と結婚して、子供を持つ」
です。
日本人女性と結婚することはマスト(絶対必要)ではありませんが、
可能ならそれがベスト(最適)ではあると思っています。

結婚適齢期の男性の皆様にはまだその可能性が残されています。
「運命の出会い」などというのは幻想です。
幻想を捨てて、今すぐ婚活に真剣に取り組んでください。
あなたの理想とする女性との結婚は、
覚悟と努力の先にしかないのです。
それは結婚適齢期の男性であろうとも、
中年独身男性でも変わらないのです。

結婚を望むすべての独身男性が
結婚して幸せになることを、私は心から望んでいます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

■おおかみ
既婚40代男性。
37年間彼女無しから14歳年下の24歳女性とたった5か月の婚活期間で結婚。
現在は娘2人にめぐまれて子育て奮闘中。
自分の婚活経験を元に結婚したいと考えている独身男性に対して
人生の後半を幸せにする為の有益な婚活情報の発信を目指しています。