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【ネタバレあり】閃光のハサウェイ感想

久々に富野節満載なガンダムが見れましたね。

劇場では見てませんがBlu-rayにて自宅で視聴!

とりあえず3周くらいしましたが、みるたびニヤニヤできるので買ってよかったです。

映像化されたということで閃光のハサウェイも正史として組み込まれることになりました。今後はスパロボ等もこのキャストでいくのかな?


【ここからネタバレあり】

おおまかな話の流れは

・ハサウェイ地球降下(ギギ、ケネスと知り合う)

・ギギとのホテルでのやりとり

・ハサウェイの散歩(マフティーメンバーとのやりとり)

・マフティーのホテル襲撃(ペーネロペー、メッサーの戦闘シーンあり)

・ハサウェイ、マフティーメンバーと完全合流

・クスィーの受領

・クスィーvsペーネロペー

までが今回のお話。

良かった点

富野節
実家に帰ってきたような安心感。…は冗談ですが、富野由悠季のガンダムだなというような会話運びでしたね。

劇中でギギも言ってましたが、簡単なことを小難しく言うのが富野節だ!

映像、音楽など全体的なクオリティが高い
映画なんで当たり前かもしれませんがクオリティが高くよかったです。

特に背景と音ですね。背景は自然が多かったりするのですが結構きれいに表現できてました。また戦闘シーンで出てくるビルなどもよかったかと思います。

音に関してはBGMは澤野氏なので当たりなのですが、戦闘時の効果音は結構攻めたなーという印象。ビームライフル、ファンネルミサイルは特に。個人的には面白くて好きですが、従来のシリーズファンからすると拒否反応がでるかもしれません。

キャラ+演技
かなり過去の小説をもとにしているのでどうかなーというところでしたが、もともとを殺さずにブラッシュアップ出来てたんじゃないでしょうか。

ギギなんかは富野特有のかわいいんだけどムカつく女キャラ、という絶妙なラインとなっていたのは感動。上田麗奈の演技もよかったですね。逆シャア当時クェスを見た人はこういう感情をもったのだろうかとしみじみ。

脇役キャラもちゃんとキャラ付けされてました(今後を考えるとなんとも言えない悲しみがありますが…)

演技と言えば小声で話すシーンがありますが、ASMRみたいな感じになってるので小野賢章、上田麗奈が好きな方にはかなりたまらないんじゃないでしょうか。

モビルスーツ
いわずもがな。クスィー、ペーネロペーはもちろんのこと、メッサーやジェガンなど素晴らしい。

クスィーはデザインとカラーリングが変更されてますが、極悪顔はいいですね。

あとはビームライフルなどの武装の表現が結構一新されていましたが個人的には好きです。

良くなかった点

MS戦闘シーンがそこまで多くない
導入の章みたいな感じなのでしゃーないですが、中盤での襲撃シーンと最後のクスィーvsペーネロペーぐらいしかありません。

もっと出してくれぇ。次に期待。

エンディング曲
ごめんなさい。これは完全に好みです。

ナラティブみたいに澤野弘之でよかったと思います。

例の曲がない
記憶の限り「その名はマフティー・ナビーユ・エリン」はなかったと思います。あれ凄い好きだったんですがさすがに残ってなかったか…。

上映時間が短い
もっと長くてもよかったけどこれ以上やると微妙なところで終わりそうだった、ということでしょうかね。

今年中に続きをやってもらいたいところですがどうなるやら。


総評

富野節が好きな方、宇宙世紀が好きな方、ガンダムが好きな方といろいろいると思いますが、見て損はないと思います。

結末はわかっていますが映画化されたことによってどうなるか未知数の部分があるので完結が非常に楽しみです。


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