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JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ 準決勝 第2戦 浦和レッズVSセレッソ大阪(A)

結果は0-1の負け。

メンバー

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4-2-3-1。前回から5名変更。

ざっくり試合内容

前半
浦和としては勝てばいいというシンプルな試合。

気温の高い中、前回と比べお互いに激しい攻守切り替えでピンチとチャンスを繰り返す展開に。

基本的に浦和は中央が絞められていることもありサイドを起点として攻撃。セレッソもストロングはサイドなのでサイドを使いつつ中央もといった展開。

前半はお互いに何度か惜しいシーンはあったもののノーゴールで終了。

後半
前半同様の展開が続くかと思われたが後半開始早々に失点をしてしまう。

左サイド深いところへ相手が侵入しシュートするが、ザイオンがブロック。ゴールライン上にボールが残ったところを振りぬかれ再度防ぐもののディフレクションしてゴールを許す。

ここから浦和側はより圧力をかけていく。調子の上がらない佳穂を交代し、山中を投入。全体的に攻撃よりになるためカウンターの危険性は上がるが、サイドからのクロスが増え徐々に得点を期待できる状態に。

72分には平野、タナタツを投入しチャンスも増えるが中々ゴールを割れず。

87分に槙野を投入してパワープレーにでるものの上手く時間を使われてしまう。

結局ゴールを割れずに敗戦。

◎GK
・彩艶
失点シーンは残念だったがビッグセーブ含め守備面での成長は見られた。キックに関してはプレッシャー負けしているのは気になる。

◎DF

・西
右SBの序列として下がっている理由がよくわかる試合だった。チーム戦術的に強度の高い選手をSBに使う必要があるため彼の良さを生かし切れていない。とはいえもう少し守備を頑張ってほしかった。
・岩波
やはり槙野よりは試合が安定した感はあった。失点シーンに関しては相手が上手だったといえるが頑張って蹴りだしてくれれば…。
ショルツ
最終ラインで欠かせない存在。クリーンな守備でほぼファウルなしなのはチームとしては助かる。
・明本
対面の坂元相手に仕事をほぼさせず。SB時でも攻撃が出来ていたがやはり位置を上げた方が生きるのは間違いない。

◎MF

・関根
攻撃、守備ともに奮闘していたが時間が経つにつれて徐々に雑なプレイが増えてしまった。
・柴戸
やはり柴戸がいることで守備が安定。縦へのボールが少なかったがセレッソが意図的に絞っていたためで後半平野投入後は縦パスや前への飛び出しなど積極的に行う。
敦樹
強度の高いプレーで中盤を締める。いいシュートは打てどもキーパーの正面に。後半は右SBの位置に回ったが問題なくプレー。
・江坂
前回と比べるとボールに絡むシーンも多く、チャンスではよく名前が挙がっていた。気になるのはカウンターシーンで遅攻を選択するのが多いことでユンカーとタイミングが合わないことが多い。

◎FW

佳穂
彼の問題なのか他選手の問題なのかボールを持つ時間が長く相手に取られるシーンが多い。もっとシンプルにリターンや逆サイドに長いボールをけるなども考えてよいのでは?
・ユンカー
質が徐々に戻ってきている。チームの戦術上彼の良さが生かし切れていない。持ち味であるスピードを生かすには速攻ももっと視野に入れるべき。

◎控え
・山中(62分 小泉と交代)
やはり彼クロスはチャンスになりやすい。坂元へのファウルはいたしかたなし。
・平野(72分 西と交代)
時間帯もあるが投入後のチャンスが圧倒的に増えたことを考えると疲れを考慮しても前半投入すべきだった。
・田中(72分 関根と交代)
オープンな時間帯で投入された結果クロスを何度か上げることに成功。ただし縦へのスピードはそれほど活かせず。
・槙野(87分 柴戸と交代)
パワープレー要因として投入されたもののほとんど絡めず。

全体的な感想

前回と比べやられた感はありませんが、チャンスをモノにできなかったという点では反省すべき試合。

とにかくシュートを打てどもキーパー正面に飛んでしまってはゴールにはなりませんね。

ユンカーが復調してますが、彼の良さ活かすのであればもっと高速カウンターも意識しないといけないと思いました。

ユンカーが前線へ走り出したタイミングで江坂が出していれば…みたいなシーンもありそこはまだまだ意思疎通というか決めごとというかが整理されてないんじゃないかなと。

負けたのは悔しいですがリカルド就任1年目ということを考えればこの結果は上々なんですよね。語気の荒い方々は解任だの采配が悪いだの言ってますけどよく考えて欲しい。

リーグ戦と天皇杯が残っているのでそちらでは結果を残して欲しいですね

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