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女ま館日誌20221022 探求作品「あおじそこうめ」「やつめまんたろう」ほか

先日土曜日は女ま館の一般公開日。多くのかたがたにご来館いただきました。どうもありがとうございます!

近所のアメリカンショートへアのまるくんもご来館、なんと最初のお客さまと一緒に。案内してくれたみたい、とお客さま。 ありがとね、まるくん。

この日は、探求作品が3つほど。ひとつは、ツイッターにも書かせいただきましたが……

★先日ご来館いただいたかたの探求作品です。名香智子作品、緑の目の女の子が主人公。海洋もので『金のアレクサンドラ』(文月今日子)と似た設定。時期的に同じ頃? 単行本なし。タイトル覚えてなくて。緑……だったかも。〜の城主/〜ディアーヌではない。美女姫のキャラクターが出ていたような……。

もふたつは……

★あおじそこうめ、という名の女の子が主人公。セレブ気取りなんだけど、青梅?あたりの東京23区以外の都下に住んでいて、ほんとはちがう。やつめまんたろう、という男の子も出てくる。コメディ。80年代後半『プリンセス』『ちゃお』『りぼん』のどれかに連載されていたと思う。小学校低学年のころに読んで、もいちど読んでみたいと……。名前の表記(漢字)は不明。

★小学校入学以前に読んだと思う初少女まんが? 家にあった雑誌で、姉のものか、だれかから借りたものか……。元気で溌剌とした女の子が主人公で、たぶん、ポニーテールをしていて、自転車に乗ってるシーンがある。男の子のお茶会にいって、そこで、アイコンタクトという感じで、その男の子と、好きなお菓子(四角いチョコケーキ?)が出てきたりとか、ほかにも人がいっぱいいて、ライバルっぽい女の子もその中にいたりして。爽やかラブもの。80年代後半の『なかよし』? 近い雰囲気の作品は、『蝶のように』牧村ジュン、『GO!GO! 12歳』波間信子。

1980年代生まれのかたでしたので、すでにわたしはほぼ少女まんがの世界から足を洗っていた時期でもあり、まったくわかりませんのです。こころあたりのかたいらっしゃいましたら、コメントいただけると、ありがたいです。

さて、ほかにハイキングがてらにご来館くださったファミリーのおとうさんの感想は……

「たぶん、コミックスがだぁーとあるだけなんだろうなぁと思っていた。だけど、こんなに雑誌があるなんて、予想外。雑誌はおもしろい。コミックスになると、広告が入っていた場所などに、ストーリーとは違うコマが入ってきて、当時の雰囲気が消えちゃったりするし。いやー楽しかったです」とのこと。

雑誌を多数寄贈いただくようになって、わたしも同様の感想を抱きました。幼い(若き)ころに読んでいた当時の雑誌を見ると、その作品のことはもちろん、どんな気持ちでいたか、何を考えていたか、など、その頃の自分の感情が深き泉から湧き出すように思い出されたりして……。雑誌の威力を思い知りました。

前述した名香智子さん作品、みつからなかったけれど、初期の名香智子作品は『別冊少女フレンド』掲載。亜土ちゃんの表紙が、めっちゃくちゃ懐かしいです。

1970年代前半の『別冊少女フレンド』(講談社)

来館されたかたがたからご寄付やお賽銭、お菓子など、いろいろいただきました。どうもありがとうございます。

女ま館、はじめた時から「決してやめない」とは思ってはおりましたが、やはり、応援をいただくと元気になってやる気も出てくるもんだなぁ……ありがたいな〜と。

みな笑顔でおかえりになっていきました。よかったよかった。
濃密な時間の土曜日昼下がりとなりました。


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