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久しぶりに絵筆を取る


木道が戦場ヶ原の奥へと続いています。

湯滝から始まった湯川沿いに、上流へと歩きます。
靴音だけが自分を追っかけてきます。
白樺林を抜け、落葉松の林を抜けると、突然に湿原が現れます。
小田代ヶ原です。
男体山が悠然と座っています。