見出し画像

あーあ:ターザンの雄叫びではありません。溜息です。

コロナが流行っています。
楽しみにしていた高校時代の同期会が流れました。
ほのかにあこがれていたあの人も出席予定だったのに・・・
あ~あ・・・

久しぶりの山旅も流れました。
山は屋外で混雑地区ではなく、新鮮な空気も常に流れている。
だけど、移動は自粛。
あ~あ・・・

息子夫婦が喧嘩したという。
コロナのストレスのためか・・・あ~あ。

人は一生に何回ため息をつくのだろうか。
俺の人生、残り少ないとはいえまだ何度も溜息をつくだろう。
あ~あ・・・

天野 忠の作品に、「あーあ」という詩がある。
それは、ため息というより「心の叫び」を意味しているのだろう。

※ あーあ (天野 忠 京都出身 詩人)
 最後に
 あーあというて人は死ぬ
 生まれたときも
 あーあというた
 いろいろなことを覚えて
 長いこと人はかけずりまわる
 それから死ぬ
 わたしも死ぬときは
 あーあというであろう
 あんまりなんにもしなかったので
 はずかしそうに
 あーあというであろう