もがきながらの一日一絵:廃船と野犬

廃船と野良犬 砂浜にポツンと取り残された一艘の漁船。まだ使えそうな気もするが、もう見捨てられたのだろうか?それともあるじを亡くして、途方にくれているのか?あるいは跡を継ぐ世代も絶えて、放置されたのか?命あるものは必ず死ぬ。 形あるものもその姿を崩し、やがて大地へと還っていく。ところがやっかいなことに、形こそ崩れているがその原質は腐らないで海の中にさまよっているのがあるという。プラスチックごみである。人類の偉大な発明が、地球をむしばんでいる。