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蒸気機関車SLの夢


あれは、はるか昔の子供の頃だった。
冬の寒い夜、布団の中で丸くなっていると、遠くの方から夜行列車の走る音が聞こえた。
もの悲しい余韻を残して響く汽笛「ボォォォ~・・・」。
寒気を切り裂くような蒸気音・・・
連結客車の車輪が、線路の継ぎ目を叩くリズムカルな音。
夢のような遠い幻だ。

その幻が、観光列車として各地を走っている。
郷愁の匂いに満ちたあのSLに、新春と共に会いに行こう。

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