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あなたの通っている病院は? その2

大祝一灯です。週末は如何お過ごしでしたか?
今回は診療科別の区分と、医療従事者数を紹介する予定でしたが、変更して前回の数値を考えてみたいと思います。

前回の記事では、病院数と病床数を紹介しました。

急性期と慢性期、病院数では8.4%(地域医療支援病院)と42.4%(療養病床を有する病院)であるのに対し、病床数は59.4%(一般病床)と18.7%(療養病床)と逆転しています。

地域医療支援病院だけが急性期医療を担っている訳ではありませんが、「ねじれ」が無くなるほどにはならないでしょう。

さて、病院で働く職員にとって、この急性期と慢性期のねじれがどのように関わってくるのでしょうか?

職種によっても異なりますが、忙しくても最先端の検査・治療を提供したい・携わりたいという方もいれば、じっくりと患者さんと向き合いたいという方もおられます。
「看取り」をテーマとされている方もおられます。

それぞれの志向が病院の方向性とマッチしていれば問題ありませんが、ミスマッチしていたらどうでしょう?
モチベーションが上がらないばかりか、「仕事がつまらない」、「仕事に行くのが苦痛」になってしまっても無理はありません。

そうならない(ミスマッチの病院に勤めない)、もしくはミスマッチの病院に勤めてしまっても、やりがいを見つけ、前向きに明るく過ごす「心の在り方」が当ブログのテーマです。
この本題に入るために、もう少し医療環境の現状を知っておきましょう。


【病床の規模別病院数】
病院といっても20床から1000床規模まで様々です。
一般企業だって従業員数数人から何万人もの大企業までありますよね。
2022年の病院総数8,156を、病床規模別に分類したデータです。

50床未満の病院(常勤換算従事者数平均58人)が11%、50~99床(同97人)が24%、100~149床(同148人)が18%となっています。
つまり、過半数が150床未満の病院ということですね。


あなたがお勤めの病院は?

この考察は次回いたしましょう。
それでは今週もお元気に!

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