日本人として

私は戦後に産まれ、日本が豊かな時代を経験をして、今を生きています。
30年前から結婚をしない人達が増えてきていたのです。30年前の若い人達がどうして結婚していなかった理由を知るべきだろう。経済的な事は大きいかもしれないけれど、もっと他にあるかもしれない。国会議員の先生達はバカの一つおぼえみたいに経済が問題だと言っています。金の性なら金持ちの若い奴は結婚でき、子供を作っていたかと言えば、それも違うのです。
こんな事を言えば差別発言になるかもしれませんが恐れず言います。学校で勉強が出来ない子供達や、家庭環境が複雑な家庭の子供達が引っ付いて、すぐエッチして子供を作って、産んでいることが現実にあるのです。離婚する人達も増えています。10代で子供を産む事は日本の歴史を観れば当たり前でした。昭和30年の頃は百姓は貧乏だったので労働力にするために子供を沢山産んで、男の子なら力仕事をさせていたのです。女の子が産まれれば力仕事には、無理なので売られていき、遊郭や女中さんという仕事をさせられていました。

明治維新から西欧文明を真似て、ちょんまげをやめて西欧人のようなヘヤースタイルにして袴・着物を捨ててシャツやズボンを履くようになったのです。当時の日本人は脚は短く胴長だったので似合わなかったと思います。急に西洋文明を入れてもびっくりしたんじゃないかなと思います。西欧人が下着を着ていたけれど日本人は下着を着ていませんでした。
日本の文明と西欧の文明とは全然違うのです。それを取り入れようとしていたのです。全国隅々に学校を作って、日本人を教育させて西欧人と同じ日本人を作ろうとしたのです。太平洋戦争は日本の教育が隅々まで全国の子供に伝わって国のため、家族のため、おまけに天皇のために犠牲になって死んでくれて言う命令を受けて若い人達は死んでいきました。
アメリカは人間の命を重んじていたので、命を懸けた攻撃にビックリしたのでしょう。自分の命を捨てて忠義を果たすことが日本人の精神構造に組み込まれているのです。日本は道徳という変な価値観があって、それを学校教育で教えています。
日本の道徳は、歴史や文化、宗教などに影響されて形成された、日本人が持つべき価値観や行動規範のことです。日本の道徳には、仏教や神道、その他などの思想が混在しており、忠孝や恩義、礼儀や和を重んじるなどの特徴があります。
戦前と戦後の道徳は違っています。戦前は、国家や天皇に対する忠誠や犠牲を求める「修身」と言う教科がありましたが、戦後は個人の幸福や自由や尊重し、国際社会に貢献する人間を育てることを目指す「道徳」という教科になりました。道徳は社会背景が変われば変化しているのです。愛国心と修身は等しいです。忠孝は、主君に対する忠誠と、親に対する誠心の奉仕を指します。臣下としての義務を尽くすことと、子としての義務を尽くすことが含まれています。
「親に対する誠心の奉仕を指す」・「子としての義務を尽くす」その価値観は家族制度から作られてきたと思います。

日本の少子化は昭和の時代から言われてきました。高齢化=少子化なのに、それを気付いていなかった政治家だったので今、大変な問題になっています。化学調味料や化学添加物や農薬を使った、食材で家庭料理や学校給食を食べていた子供達が今の大人になって、精神病やその他の問題がある日本人になっています。やっぱりあの時代の化学調味料や化学添加物が影響あるのではないかと思います。高度成長期のつけが今に来ているのでしょう。








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