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京都の通りすべて歩く - 浄福寺通

浄福寺通は、南北の通りで船岡山から竹屋町通までの2.5kmほどの長さである。「浄福寺」は一条通を上ったところに今も存在している。

竹屋町通より南の延長上にも通りがあるが、「坊城通」という名前に変わっており、今回は竹屋町通以北の、「浄福寺通」のみを歩くことする。
2022年2月某日歩行。

起点
主税町(しゅぜいちょう)という名前の場所。
名古屋にも同じ名前があるが、そちらは「ちからまち」と読む難読地名。
京都の地名由来辞典』によると、平安京時代に主税寮
(租税の出納や帳簿との照合などを行う役所の一つ)
があったことが由来しているようだ。
聚楽第エリアの気になる居酒屋
よく見ると、この居酒屋はNPO平安京事務局のようだ。
平安京遺跡の保存に係る活動をしているようだ。
そんな浄福寺通には、平安京の碑と、解説を読むことができる場所が多い
美しいクランク。
通りは真っ直ぐではない。聚楽第エリアなので
豊臣秀吉の手が入っているせいもあるかもしれない。
高い防災意識
全員揃わないことでおなじみの小人像
京都のまちなかにも空襲があったことを知らせる住民の自作掲示板
この近くの辰巳児童公園には碑も立っている
名前の由来の「浄福寺」
中には浄福寺幼稚園があるので、結構賑やか
渋い肛門科の看板
上立売通から北側、本法寺を超えたあたりは、なぜか道路が石畳風になっている。
天鵞絨美術館があったり、西陣の織物関係の工房があったりする空間。
寺之内通を超えると浄福寺通の存在は混沌としたものになる。
地図でみればよりわかりやすい混沌っぷり。
© OpenStreetMap contributors
たぶん、正しい浄福寺通は通れていない予感がするのだが、
船岡山に向かって進んでいる様子
ついでに船岡山に登っておく
ピクニックにはいい山





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