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京都の通りすべて歩く - 智恵光院通

6つ目の道は、前回の仏光寺通に引き続き、特定の建物がある通り名シリーズ。

智恵光院通 (ちえこういんどおり)

智恵光院は浄土宗の寺院で、普段は拝覧することができない。六地蔵の信仰があり、小野篁(おののたかむら)が作ったと伝わる六臂地蔵が安置されているとのこと。この地蔵は1年に一度、地蔵盆の時期に御開帳されるとのこと。

そもそも関東に住んでいた自分としては「地蔵盆」というものを知らないので、調べてみると、「地蔵菩薩の縁日」「旧暦7/24」であるとのこと。これで何かをやる風習は、京都を中心に近畿地方に広がっている。

親より先に死んでしまった子どもが「親不孝の罪」を償うために賽の河原で苦役 (具体的には、石を積んで、鬼に崩されるを延々と繰り返すらしい。) を課されており、それを救済するのが「地蔵菩薩」であるとのこと。これが転じてか、地蔵盆では子どもの成長を願ったり、お菓子を振る舞ったりなど、若干ハロウィンに似たところはあるのかもしれない。地蔵には化粧を施す場合もあるのだとか。

知らないことだったので、長くなってしまったが、そんな智恵光院がある通りを歩く話である。

始点は、大徳寺の前にある通りである北大路通りから始まる。実は大徳寺には行ったことがなく、素敵な庭があるとのことである。

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途中、本隆寺に行く手を妨げられる。ここには昔からこの寺があり、智恵光院通は実は一本東の道であるということが判明した瞬間であった。やってしまった。。智恵光院通を歩く場合は、寺之内通りで真っ直ぐではなく、曲がらなければならない。少し引き返すことになった。

古地図を見る限りは、智恵光院通りは大徳寺の箇所から始まっていなかったのではないかという予感もする。

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京都古地図(1864)より。

智恵光院は、一条通付近にある。

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古地図では智恵光院通りは「智恵光院」前で止まっているように見受けられるが、現在は丸太町まで続いている。ここには道路的には、通りの始点・終点の標識がたっているのだが、念の為進んでみたところ、二条城前にある「二条公園」の通りまでは、「智恵光院通」の表記があることがわかった。

うっかり、標識に騙されるところだった。

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この日は、早朝に歩いたので、小学生たちが通学のため列をなしている風景を脇見に、仕事のために家に戻るのであった。Uターン出社。

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