東大卒業して知らない土地でカフェを開いた話
東大卒たるもの、社会に貢献しなければダメだ。
僕らは恵まれている。家庭が、学校が、先生が、友達が、目に入る情報が、恵まれている。その全てではなくても、そのいずれかは間違いなく恵まれている。
7,8年前、僕は就活をしていた。他の多くの大学生と同じように。
恥ずかしながら何か決まった学を志していたわけじゃない。大学に出て就職をする、そんな社会の波に漂っていただけだ。
就活をしていく中で、日本が誇る大企業の方々ともお会いした。
僕は無礼な質問を投げかけていった。
「この仕事は社会