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東京慕情(ooen book selection 2)

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「まちを歩きたくなる本」シリーズ

荒木経惟


    まちを歩く時に必須のアイテムの一つは「カメラ」ではないでしょうか。とはいっても、最近はスマホカメラで十分撮れるので、わざわざ別にカメラを持ち歩かなくてもいいのですが、それでもカメラを持ってまちを歩いてみると、これもまちの見え方が変わってくると思います。

アラーキーこと荒木経惟さんは、人物写真のイメージが強いかと思いますが、東京の風景を撮った写真も多くあります。この「東京慕情」は、東京の街の風景を撮った写真ですが、けっこう何気ない風景も多くあります。でも、よく見てみると、看板から時代背景を読みとれたり、猫や子供がひょこっといたりするのが愛らしく感じたりします。写真は、技術や構図などの良し悪しもありますが、実は撮る方よりも見る方のセンスも大事なのではないかと思います。そして、この写真をみて、街をどう歩きたくなるか、も、見る人の感性に頼られるものではないでしょうか。


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