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ゼンイツさんフォロワー2,000人突破記念インタビュー記事!!アパレル歴10年以上の彼にとって、ファッションとはなんなのか。

鬼滅の刃の我妻善逸から名前を取り、ゼンイツ🔥Tinderの赤ペン先生🔥と名乗るゼンイツさん。出会いが少ない悩める男子諸君のために、ティンダーの赤ペン先生としてツイッターをメインに活動しています。今年になってからアパレルのプロであることを明かし、さらなる注目を集めるゼンイツさん。フォロワー2,000人に達成することを見越し、ライターとして活動するコジが「アパレルのプロにとって、ファッションとはなにか」をテーマにお話を伺いました。

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コジ:改めまして、ツイッターでティンダー講師をしながら、アパレル業界で務めるゼンイツさんにインタビューさせていただきます。ゼンイツさん、よろしくお願いします。

ゼンイツ:よろしくお願いします。

なぜインタビューをするのか。


まず、なぜ今回ゼンイツさんにインタビューを依頼したのかお話ししますね。それは率直に、ぼくがゼンイツさんのことを多くの人にを知ってもらいたかったからです。

嬉しいです。ありがとうございます。笑

それでどのようにゼンイツさんを紹介しようか悩んでいたのですが、もうぼくがゼンイツさんにインタビューをして、記事にしてしまおう!という振り切った考えでございます。笑 この記事の読者が、読んだだけでファッションの知識や考え方をもってもらえるといいなと思っています!

おもしろいですね。よろしくお願いします。

では、さっそく質問に入っていきたいと思います。



1.ゼンイツさんについて


まず、ゼンイツさんについて知らない人もいると思いますので、ざっくりゼンイツさんについて教えてください。普段はなにをされているのでしょうか?

はい。都内の百貨店でハイブランドの責任者をしています。

ハイブランドの責任者!それはどういったブランドですか?

そうですね、ここは身バレ防止のためあまり詳しくは言えないですが、世界のトレンドをつくる4大コレクション、たとえばパリやミラノに参加するようなブランドです。広告を一切うたないブランドですが、業界の人ならだれでも知っているブランドですね。

トレンドをつくるブランドってすごいですね。アパレル歴はどのくらいですか?

そうですね、大学1年のときから都内の有名なアパレルでバイトを始めました。そのあと新卒で大手のファストファッション企業で3年、ほかにも渋谷のセレクトショップで働き現在アパレル歴12年目になります。

え、12年目!?ゼンイツさん、今おいくつですか?

あ、ぼく30代ですよ。笑

えー!めちゃくちゃ若々しいですね!おしゃれな人ってやっぱりお若く見えますね。

ありがとうございます。笑


2.ツイッター活動

ゼンイツさんはツイッターでどんな活動をされていますか?

最近名前を変えたんですけど、ティンダーの赤ペン先生を最初やっていました。

そうだったんですね。笑 
ティンダーは具体的にどのような運用をしているのか聞いてもいいですか?

大丈夫ですよ。
ぼくの運用の目的は、会いたい人にちゃんと会うことです。ティンダーってヤリモクの人のイメージが多いですが、ぼくはヤルことをを前提に運用していません。

そうなんですね、一般的なティンダーのイメージと違いますね。

そうですね。ぼくがターゲットとしているのは、外国人や同業のアパレル、美容師、モデルなどの文化的な女性です。こういった女性はほかのアプリにはあまりいなく、ティンダーでもゲットするのが困難です。そのために、十分な戦略を練る必要があると思っています。

たとえば、相手の属性に合わせたプロフィール設計や、定型文ではない感性の伝わるメッセージを送ります。これがぼくが提唱する「世界観刺し」であり、界隈の人とは違う運用をしています。

なるほど、奥が深そうですね。

はい、なのでnote教材は出さず、コンサルだけでやっています。

なるほどですね。何かこだわりはあるのでしょうか?

そうですね。文字や図解だけで再現性のある内容を伝えるのが難しく、仮にnoteをつくってもも、それが全員に理解できるかが判断つかず、誤解を招くリスクがあると思うからです。

なるほどです。コンサル実績はいかがでしょうか?

先ほども言った通り、会いたい女性に会わせることが目的です。講習生からの話を聞くと、出会える女性の質だけじゃなく、ライク数も向上したとの声もいただきました。

へえ!世界観刺し!実用性ありですね!


3.ウケるファッション、似合うファッション、いいファッション


それではファッションについて、いくつか質問させてください。
界隈では定番となっている黒スキニーについてです。賛否両論ある黒スキニーですが、ゼンイツさんにとって黒スキニーはぶっちゃけありですか?なしですか?

そうですね、ぶっちゃけるとめちゃくちゃありです。ぼくも愛用していましたし、黒スキニーはやっぱりかっこいいですよね。
脚が細長い人が履くと、骨格の良さをより際立たせますので、スタイルがいい人が履けば鬼に金棒です。黒スキニー履いておけば間違いなし。というのはここからきていると思います。

ただ誤解しないでいただきたいのは、全員が履けるものではないです。黒スキニーは人を選ぶパンツですので、似合う人は似合う反面、似合わない人は似合わないのです。

たとえば、足が太い人、筋肉質の人が履くと脚のシルエットが出てしまい、言い方は悪いですがゲイっぽく見えてしまいます。それを生理的に受けつけない女性がいるので注意が必要ですね。

逆に、脚が細すぎる人が履くと細さがさらに強調されてしまい弱々しく見えてしまいます。それを魅力的に感じない女性もいますよね。

つまりここで重要なポイントは、黒スキニーは骨格を選ぶということです。また、女性からどう見られたいかも重要ですね。

一方で上記を理解したうえで、あえて筋肉を強調させたり、あえて弱々しく見せるというファッションテクニックもあります。これは上級者向けの、自分のことを理解している人の着こなしになります。

なるほどですね、黒スキニー一本でもたくさんの考え方ができますね。

それからけっこう気にしている人が多いと思いますが、身長を盛るのはありでしょうか?

身長を盛ること事態はありです。身長を盛ることによってファッションとしてのバランスが取れるのが大きな利点です。単純に身長高く見えますし、ほかにも脚が長く見えるなどの効果が期待できます。

ただ、盛りすぎると全体的に不自然に見えてしまいます。10cm以上盛るとコンプレックスが逆に強調されてしまい、弱く見えてしまいますね。
身長は盛っても5~6cmくらいがいいと思います。

まあ、盛るよりもバランスをよく見せて、身長が低くても気にならない着こなしをすることが1番いいと思います。だから身長を盛る靴を探すというよりは、自分に合う靴がたまたま身長が盛れる靴だった。くらいの方が自然でイケてますね。

なるほどです。やっぱり弱みを隠すという考え方より、強みをよく見せた方がファッションとしてイケてますよね。

次にハイブランドについてです。
流行りのハイブランドや着こなし方について教えてください。

そうですね。そもそもハイブランドを着る理由としては、ファッションとして着る人ももちろんいますが、なかには権威性として着用する人がいます。つまり「おれはハイブランドを着れるくらいのステータスがあるんだぞ。」という価値証明のためです。

なので、その服がわかりやすくハイブランドであることを証明するために、ロゴを大きく配置するアイテム、いわゆるロゴドンを着用します。ロゴドンにはTシャツ、バッグ、スニーカーなどがあります。

ただこれも注意が必要で、モテたい相手に対してのトークのテーマになればいいのですが、モテたい相手がそのブランドに興味がなかったら逆に、マイナス要素になる可能性もありますね。

女性はステータスを気にする。という考え方がある一方で、必ずしもそうとは限らないと思います。むしろそういったステータスを前面に出す人を毛嫌いする女性もいるので、ターゲットを理解しておくことが必要になります。

たとえば、港区ではよりステータスが求めらるので、ロゴドンのようなわかりやすいアイテムを着用することが関係性を築くうえで有効な手段になります。

ここでの話でもそうですが、「ハイブラを着るとモテるのか」という考え方の結論は、「ターゲットによる」となりそうですね。ハイブラを着ることによって必ずしもモテるとは限らないと思います。

なるほどですね。勉強になりました。

黒スキニー、身長を盛るべきか、ハイブランドの質問をさせていただきました。ゼンイツさんはファッションはどうあるべきだと思いますか?

ファッションは自分を表現するものだと思います。ツイッターを見ていると、アルファ擬態をしたり、韓国寄せなどの特定の系統に寄せる人が多いですよね。それを否定はしませんが、本来のファッションから離れていると思います。

けっきょくファッションで大切なのは、知識、考え方、価値観だと思います。脳死で特定のアイテムを身につけるものではなく、自分の骨格、趣味や興味、ライフスタイルに合わせて服を選び、ファッションを楽しんでほしいですね。

それができている人がモテる人だと思いますし、アパレルやっている身からしてもかっこいいな思いますね。

なるほどです。たしかにかっこいい人ってパッと見て「いいな!」って思いますもんね。

最後にゼンイツさんにとってファッションとはなんでしょうか?

メタゲームです。

メタゲーム?

トレーディングカードゲーム、マジックザギャザリングの用語なのですが、簡単にいうとそのとき主流のやり方を理解したうえでそれに対して対策をしたり、あえて全く違う動きをすることです。

たとえばクラブでいうと、身長を盛ったり、ハイブラのアイテムを着用したり、韓国系のファッションをしてヒエラルキーを上げるのが攻略のポイントとなると言われますが、それを理解したうえでぼくは違う動きをとります。

具体的にいうとたとえば、ヒエラルキーに属さず、スケーターファッションをして乗りみ、音楽を純粋に楽しみます。そうすると「アイツどうした?」っていう雰囲気になって浮いたりするんですけど、一部からはいい意味で浮いた状態になって、話ができるみたいな感じですね。なので万人受けは最初から狙わず、コアなファンを狙う動きをします。
これがうまくいくとかではなくて、こういうふうに違う動きをします。

ファッションでいうとトレンドとか、流行りとかを理解したうえで、それを着用せずに、自分のスタイルを表現していく感じですね。

なるほどです。やはり周りと一緒にならないような動きをするんですね。なるほどです。

今回の質問は以上になります。ありがとうございました!

ありがとうございました!


今回初めて界隈の人へインタビューさせていただきました。

やはりどの業界でも一流の人はおもしろい。聞けば聞くほど未知の情報が出てきて本当に楽しかったです。


ゼンイツさんはあなたの持つ、趣味、ライフスタイル、経歴などのキーワードから、その人に合わせたコーディネートを提案します。ぜひファッションコンサルにご興味ある方はご連絡してみてくださいね。

ゼンイツ🔥ファッションの赤ペン先生🔥


告知です。

8月からはじまるESC(Express your Style College)(あなたを表現する学校)は、ゼンイツさんとコジと2人で講師をします。

興味のある方は下記のURLをご確認ください。


インタビュー記事書かせてください。ご興味ある方はツイッターDMまで。