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静岡県熱海市 ニューフジヤホテル 別館3階 家康の湯
2022.5.6.
昨晩はテレビを観ながら、いつの間にかすやすやと居眠り。
早々、ここの宿のいいところは、夕飯時の飲み放題付きサービスかなあ。白ワインは残念なお味だったけれど、生ビールもあって一杯しか飲まなかったのが悔やまれてならない。
※画像はサイトより
朝食は9時までで、これまた期待しにくいバイキングだったが、あれこれ取るのはやっぱり楽しい。
サラダ中心に、パンをいくつかいただいて、チェックアウト11時まではのんびり・・なんてせずに、ラストのお風呂チャンス。
まだ行っていなかった露天風呂にゴーウ!
TOP画像のような岩風呂露天風呂で、天気もよかったのでそよ風に吹かれながらの入浴でさっぱりできた。
では、今日は熱海最終日。ぶらぶらてくてく出かけましょう。
熱海駅エキナカをぶらつくと、温泉のグッズなど。Tシャツやタオルに目が行くが、「家に売るほどあるよね」という家人のひとこと。うん・・そうだね・・。
今日はMOA美術館に。
なぜか遠足気分の我々、熱海駅から1.9kmをてくてく歩く。
こんな坂道・・登山の勢い。
本当に熱海って、坂の道なんだねえって、息を切らしながら思ってた。
息も絶え絶えで、無事に正面玄関に到着!
ちなみにここがバス停になっていて、帰りは流石に家人の目もありバスにしたのだけれど、5分で着いたよ・・。
そして7基のエレベーターを乗り継いで、いざ館内へ!
いよいよ美術館!
ちなみに、反対側は熱海の壮観な景色です。
訪問日は「大蒔絵展 漆と金の千年物語」展をやっていて、漆絵、金粉や銀粉を蒔きつけて文様を生み出す「蒔絵」が美しく展示されていた。
私自身は学芸員の資格を持っているのだが、注目しているのはここの照明。もうね、本当に明るい海の景色から一転、作品に注がれる灯りの何と高貴なことよ。
本展示はこちらだけでなく、三井記念美術館、徳川美術館の3館共同開催で、平安時代から現代の漆芸家作品にいたる国宝・重文あわせて70点以上の名品が愛でられるので、変ないい方だけれど、とってもお得。
こちらは黄金の茶室で、「この趣味は・・」と思うかもしれないけれど、一点一点は精緻な作品ばかり。
ラッキーなことに、5月1日~5月8日までしか展示のなかった国宝、「源氏物語絵巻 宿木一(絵)」(平安時代 12世紀 徳川美術館)も見ることができた。
※画像はサイトより
こちらも壮観。重文の「男山蒔絵硯箱」(室町時代 15世紀 東京国立博物館)で、どんな風に使われていたのだろうとイメージが膨らむ。
※画像はサイトより
見入ってしまったのが、こちら。「蒔絵八角菓子器」(白山松哉 明治44年(1911)MOA美術館)という作品で、全面模様が違うんですよ。これは作れないなあ・・。
国宝や重要文化財などの作品、そして現代の人間国宝を加えた作品にうっとりしつつ、お腹いっぱい。
ちなみにこちらの一番人気の作品は「紅白梅図屏風」( 尾形光琳 江戸時代 紙本金地着色 二曲一双)で展示が終わってしまっていたのは残念。
ではお庭を通ってお昼へと行きましょうか。
今日は、お蕎麦!
ここのお蕎麦、そば団子がめちゃくちゃ美味しかったので、また来たら再訪しなきゃ。胡桃つゆも美味しかったなあ。
ぺろりと平らげ、また散策。
ここも二時間ぐらい過ごせる、熱海のゆったり時間を提供してくれる施設。
ほら、海が見えるんだよ。
絶景かな!
山を見ても、海を見ても、ついヤッホー!といいたくなってしまう。
バス停までの帰り道、館内の能舞台も見学。
ここで見るお能も素晴らしいだろうなあ。
ドームの万華鏡の作品をチラ見しつつ、バス停に。
このエレベーター自体、すてきなアートだよねえ。
施設名:熱海ニューフジヤホテル
住所:〒413-0013 静岡県熱海市銀座町1-16
営業時間:15:00~24:00、5:00~10:00 ※毎週月曜日は12:00~営業
新館3階
公式サイト
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