長野県軽井沢町 星野温泉トンボの湯
2020.10.03
二食目を「BIG BEN」でいただいた。むしりを店内で食べられなかったのは残念だったが、夜のお楽しみにしよう。
満腹を消化するために、後部座席で爆睡しながら気がつくと軽井沢。既に16時になっている。小一時間ほど目を瞑っていた計算だ。道中は、サウナーのまきぞうさんの自家製アロマの話や、ツアーメンバーが地方出身者が多いので、各地の給食についてトーク。
参考までに、ラー子は愛媛出身。毎食に紙パックのポンジュースが出ていたそう。
運転手のガガサワは、声が小さくて聞こえなかった。
肉まんは寝ていて、発言拒否だが、新潟出身。
サウナの友だちで、こんなに地方出身者でしかわからない話が聞けるのも面白い。
さて、軽井沢は5回くらい来ているが、星野エリアは初めて。 これまでは、旧軽井沢辺りしか訪れていなかったので、今回のツアーでもとても楽しみな訪問先だった。お風呂だけというのが心残りではあるが、まずは寝起きのお腹を満たそう!と「村民食堂」で「モンブランプリン」をみんなでもぐもぐ。これは季節限定なのだけど、本当に美味しい。お風呂とセットでおすすめしたい。
外を見ると、芝生の園が広がり、ハンモックや移動図書館、ガレットのお店が点在している。星のや、レストランなどがさらに奥には待っているのだろうな。またゆっくり来てみたい。
さて、もぐついたあとは、受付業務で混雑しているが、並んで入館。GO TOの恩恵もあり、入館料+タオルセット+ドリンクで2000円をお支払い。ちなみにドリンクなしは1650円だが、ドリンクもそこそこお値段がするので、キャンペーン中はセットだとお得だと思う。
館内までのアプローチもとても写真映えする。紅葉が水面に反射して、とても美しい。
いざ入館すると、脱衣所は天井も高く綺麗で、気分だけでもゆったりできる。木をふんだんに使っていて、いいな、この施設。
さっそく着替えて浴場へ。屋内には大きな湯船がひとつ、中央からお湯がわんさか溢れて、そのお湯がめっぽう熱いのでご注意を。こちらも天井がとても高く、焦茶の木材。天井近くまでのぼる湯気を見ながら、ほっとする。
洗い場を抜けると、寝転びエリアもある大きな露天風呂と、小さな水風呂、サ室が待ち受け、期待が高まる。
洗い場にはカランにヒノキの椅子とオケがセットされていて、アメニティはおそらくフランスのエラバシェ製ではないか。とてもいい香りのシャンプー、コンディショナー、ボディソープなので、また家でも使いたいなと思った。都内だとどこで売ってるのかな。
いざ、露天に。遠くの夕焼けを眺めつつ、風を感じていると、あっという間に景色が変わってゆく。肉まんと話しながらボーッとしていたら、薄闇から本当の闇に変わっていった。紅葉も雪も桜も青葉も、いつでも美しい景色なのだろうな。
身体も冷えやすい季節なので、お待ちかねのサ室へ。現在は感染症対策で、定員が5名となっている。仕切りが置かれているが、通常時はおそらく10人くらいなのだろう。サ室の外には、サウナ待ちとなった場合の丸椅子も並んでいる。いいね、この心遣い。
サウナの温度は、八峰の湯よりも10度ほど高く、ジャズピアノの音色を聴きながらじわじわ温まる。
サウナと音楽も、エリアや施設によってだいぶ違うよなあ、知っている曲は全くなかったが、こういう選曲がいいのかもね。ボサノヴァやフレンチポップも合いそうに思う。演歌やテレビと同じく、言葉が出てこないのがいいのかもね。聴きたい時は聴けるところに行く、これがいいのかも。星のやは客室にテレビがないと聞く。こんな自然満載の素敵な場所に来たら、短期間でもワイドショーやら悲しいニュースやらから心と身体を隔離して、できることならスマホも手放してゆったりできるといいだろうな、と思った。
サ室でしっかり温まったら、一旦シャワーを浴び、水風呂に。極端に低い温度の水風呂経験が私は多くないので、体感はわからなかったが、肉まんらの証言では13度程度ではないかとのこと。そよ風も手伝って、久しぶりに感じるピリピリ感。電気湯の真ん中あたりの微流電気のようなものが身体の末端を刺激する。
休憩もゆっくりしていると冷えるので、露天に足をつけながら、寝転びエリアで、などがこれからの季節はよさそう。
サ旅でないと来なかっただろうな、と思いつつ、村民食堂でチケットと交換したりんごスカッシュをごくり。すりおろしたりんごの実もたくさん入っていて、とても美味しい。お風呂の後に染み込んでいく。気持ちのよいお風呂でした。
サウナ:8-12分 × 4
水風呂:0.5分 × 4
休憩:3分 × 4
合計:4セット