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足立区 江北湯

2022.1.22.

土曜日の今日は、陶芸教室に。
この教室で、もう8年ほどものづくりをしています。といっても、内二年ほどはお休みもしているのだけれど・・。

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「カムカムエヴリバディ」のダイジェストを観ていたので、教室でもおしゃべり。脇役がいいよね、とか、トランペットやってみたい、とか。
さて今日は、素焼きの上がってきた作品の施釉を。
外側は地の色を活かし、内側は黒マットにしてみよう。

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長石を置いた作品も、どう焼き上がるだろう。

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続いて、先週造形した浅いお皿の続きを。
白化粧を敷いて、模様をつけていく。

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のっぺりしないように、模様はまだらに。

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こちらは円形の模様をつけてみる。

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13時半過ぎに作業を片付けて、ランニングスタート!
今日も新宿駅まで電車でワープし、明治通りを北上するコース。
こういうスペルミス、気になっちゃうんだよねえ。

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新宿区、豊島区、北区を通過し、飛鳥山公園近くには、以前訪問したお湯の看板も。

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ずんずん走り、隅田川を渡る。

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そしていよいよ、足立区へ突入!

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そして大きな荒川を渡り、高架下を走って、あと少し!

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まだ明るいうちに到着できてよかった。
今日もサ友の四次元さんと現地待ち合わせしているのだけれど、私が道に迷ったりしているうちに、既に到着されている模様。こちらは軟水の湯がご自慢のようで、私もさっと入りましょう。

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と、入る前にチェック。
入り口の右側にはコアラの親子のペンキ絵が。

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そして、左側には富士山ペンキ絵が描かれている。
いずれも故早川絵師による作品だそうだ。

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こちらは、65年の歴史ある銭湯で、2019年11月に高純度軟化水(軟水)と炭酸泉を新たに導入し、リニューアルオープンしたのだそう。
WEB1010の紹介記事はこちらをどうぞ。

フロントの店主に例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取。
現在四代目で、初代は新潟県のご出身とのこと。姉妹店は、ピーク時にはこちらの付近だけでなく、浅草も含め三軒あったそうだが、すべて廃業してしまっているとのこと。

こげ茶色の美しい折上げ格天井を見上げつつ、脱衣所でロッカーを押さえ、高速で脱衣。すると、お隣のロッカー8番を「私いつもここなのよ」と使い始めるおばあさん。それはいいのだけれど、私の私用中のロッカーをバタンと閉める。そりゃないよ、と開けたり閉めたりの攻防。

浴場は、正面に田中みずきさんと思われる夕焼けの赤富士が美しい。あとで四次元さんに聞くと、男性サイドにはアマビエも描かれており、2020.2.26.の日付が入っていたそうだ。風呂の日!
左手にカランと左右に立ちシャワーが並び、右側はオーバーヘッドシャワー。湯船は左から炭酸泉、座風呂、寝風呂、電気風呂、日替わり湯のレイアウトだ。
髪と身体をしっかり洗いつつ、ぬるみの残る軟水の質を楽しむ。
炭酸泉はかなり弱め。不思議なことに、ジェットはいずれも噴出だけではなく、吸われる感覚があった。こんなのはじめてなのだけれど、不思議。電気風呂は、きっかりセンターでもジリリとくる。かなり強い。四次元さん曰く、「揉兵衛」だそうで、とても気持ちがよかったのだそうだ。
そして日替わり湯は、柚子湯。常連さんたちがぐにゅりと入るたびにつぶしているので、中身は果汁もほぼ抜けているようで、お湯はいい香り。

さて、冒頭の記事によると、三代目がリニューアルをしたそうで、「高純度軟化水」(=軟水)としたことで、配管やタイルへの汚れが付着しにくいメリットがあるそうで、お掃除がしやすくなったのだそうだ。また、「銭湯の経営は、先手が大事」と先代は仰り、東日本大震災を機に、煙突を丈夫で安定性のある物に交換したのだそう。また、四代目への引き継ぎも、まず一緒に銭湯経営に携わってもらい、銭湯愛を確認することから始めたのだそう。そして、徐々に経営ノウハウを継いでいったとのこと。
なお、私は見つけられなかったが、店内には銭湯の由来ともいわれる「光明皇后」の施浴の絵付きの書が飾られているそうだ。

おや、と思ったのは、フロントまわりに並ぶお野菜とお惣菜。

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実はオーナー(三代目と思われる)は調理師免許をお持ちで、銭湯を継ぐ前は洋食屋を経営していたのだそうで「カレーとか提供できてもいいけどね」と今もキッチンへの思いがあるそうだ。

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お風呂上りには四次元さんと煙突チェック。こちらが新たに作られた煙突なのね、ふむふむ。

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遠めでも美しい。
四次元さんとは名古屋や大阪のヤバい銭湯トーク、特に○○○銭湯の話もしながらハシゴ先にてくてく向かう。ぜひ四次元さんには取材してほしいなあ。

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お遍路番号 足立 28
住所 〒123-0872
足立区江北2−27−6
電話番号 03-3890-0268
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東武伊勢崎線「西新井」駅よりバス「荒川土手操車場」 徒歩3分
休日 金曜
営業時間 15:00−23:00

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