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新宿区 竹の湯

2020.12.15.

18時にアポがあり、四谷三丁目に。この後、新宿のお風呂の予定だ。お届けもののみの予定だったが、立ち話で20分。しっかり必要なヒアリングもでき、次なる仕事に繋げていい心持ちだ。

もう、どちらが本業かわからないし、なんといわれても否定しない。来年度の仕事では、海外出張も行けたらいいなと思いながら。

さて、無料でもらえるものについて、みなさんはいかがお考えだろうか。タダ、あげる、持ってってー、多少温度感は異なるが、欲しいものなのか、そうではないものなのか。

あるとき、とある焙煎の人気なコーヒー屋さんで、ご自由にお持ちくださいコーナーがあった。そこでもらった、麻の大きな袋。今まで使い道を見つけていなかったから、我が家にはなかったものだ。もらったら、使うかな、よし、洗濯物かごに掛けよう、バルコニーの掃除道具などをしまってもいいかも。なんて思っていた。

使わんわ!だって、用の美でもないし、用途がないから、持っていなかったのだ。

タダ、あげる、持ってってー。

家人は、そういったものを心から嫌がる。みんなが欲しがるもの、例えば、ほんとうに価値のあるもの、美味しいもの、役立つもの。そういったものは、価値に見合った価格をつけて、売られているだろう。若しくは、売られるべきだろう。

そういうわけで、銭湯の話に入ろう。

四谷三丁目から少し歩き、練馬車庫行きのバスに乗り込む。「鶴巻湯」に行こうと乗り込んだが、がーん。定休日!そこから巻き返し、「竹の湯」を見つけ出す。

最寄りのバス停で降りて、てくてく5分。例によって回数券で支払い、スタンプをいただく。姉妹店はこちらはないのだそう。サウナは男性は127℃のポテンシャルのあるドライサウナとスチームサウナ。女性は、スチームのみだ。

ささっと着替えて、浴場に。こちらにはペンキ絵はない。レイアウトは、左手からサウナ、立ちシャワー二席、手前にカラン16席、奥には日替わり湯で左手からショルダーバス、座湯、ジェットエステ、次の湯船は熱めバイブラ、20℃水風呂。先ずは温まろうかね、と熱湯に入ると、44℃くらいじゃなかろうか。あっつ!ちなみに今日はよもぎ湯。

温冷交互浴が進む。冷たすぎない水風呂と、日替わり湯で新陳代謝を促して。そして、サウナに。ちょっと気になっていたのが、誰もサウナに入らない、ということ。

サウナは男性はプラス430円。女性は無料。

入ってみると、浴場に入った時に感じた、にほひが鼻腔に。好きな匂いではないが、忌み嫌うものでもない。スチームは体感で約3分ごとに、ギュギュという蛇口を捻るような音にビビり、ゴゴゴッゴッ!とスチーム発動。おおお、熱い。あれ、でも全体に広がらないのかな。体感、40度。お湯のほうが熱い、っていう。

そう。無料でこちらに入るために、再訪するかどうか。男性の3倍の料金を払って127℃に入る機会が得られるなら、そちらを試してみたい。サービスとして、無料はいい。でも、こちらでは理由は聞いていないが、受け入れられているとはいえなさそう。時間帯にもよるのかもしれないが。

無料。タダ。持ってって。について考えた夜でした。


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