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品川区 中延温泉 松の湯

2020.08.21

一軒目のピース湯からてくてく10分、肉まんの田舎の思い出話を聞く。Seize the dayの心意気は、彼女と私の共通点なので、自分のことのように聞き入る。後悔なく、時間を大事に、出会いと別れを整理しないといけないね。押忍!

二軒目のこちら、黄色の外観が明るく目立ち、気分を盛り上げてくれる。例によって、回数券とサウナ代250円を支払い、大小タオルとキーの入ったサバッグとマットをお借りする。脱衣所は広々と「くつろいで行ってつかあさい、これが南東京のおもてなしでさあ」と談話を楽しめるスペースも。

浴場は、立ちシャワー、露天の高濃度炭酸泉、水風呂、サ室、神代湯レベルの強烈なマッサージ風呂、電気風呂、日替わりの氷クール湯、そして広々洗い場。声が漏れたね「こりゃあデラックスだな」と。肉まんを見ると、いつにも増した最上級ニヤニヤ。推薦者として、誇らしいのだそう。炭酸泉のピリピリ感、水風呂のキリっと感、強烈マッサージも、堪らない。カラン隣の常連さんが5回ほど手鼻を嗜んでいたことは、この際水に流そう。露天の空を眺めながら、ここは雨でも気持ちいいのだろうなと空想に耽る。

サ室では、常連さんらしきと肉まんが、動物動画の番組で賑やかに笑っている。何が楽しいのか一切承知できなかったが、動物と子どもは世界の宝だ。かくいう私も「はじめてのおつかい」で泣かされる口である。そして、ラン後、二軒目ともなると、20秒で汗だく。ちょっと今日は熱中症気味かもしれない。結構水分摂っているのですけれど。容量と使用法を守って、今日はほどほどに。サウナもお風呂もここはとても良いので、再訪問を誓う。

中延駅を探索し、ちょうどガガサワさんも付近をゴロついているという事で「やきとり倶楽部」で合流。氏の容姿がわからず、カウンターのお風呂上がりのスーツ氏か、テーブル席の挙動不審な方かいずれかの検討をつけていたが、後者の方だった。氏と適当に挨拶を交わしつつ、この店の安さに慄く。鳥皮45円て。ぼんじりや軟骨なども、美味しくいただく。肉まんはお好み焼きとチリコンカンをご所望。どちらも想像外の味だったけれど、想定の範囲の味わいだった。そして、kiyoさんというサウナ―の方も松の湯→倶楽部コースだったようで、おそらくお風呂上がリーマンの方だったのではと推察。ガガサワさんは今週購入したらしいタオルを二枚、頼んでもないのに見せてくれ、小山温泉「俺のタオル」はすぐに買いに行こう。 

ジョッキの生と橙サワーを頼んだ肉まんとガガサワ氏、生と橙スカッシュサワーを頼んだ私、「スカッシュが入るとどうなるんだろうか」と絡んできた肉まんに「じゃあ飲んで、自分で考えてみたら」と飲み比べさせると、「へへへ、わかんないね」とその場は沈黙となった。

ちなみにこちらのやきとり倶楽部、かろうじて都内なので22時の閉店かと思いきや、24時まで開いている。注意してほしい、嘘だと思ったら、今日これから行って、閉店まで居てみて欲しい。そして、あなた自身の家人に思い切り怒られたらいい。そういうわけで、熱中症気味の頭で気が付いたら浅草線だか何だかの終電を逃し、大井町線から品川経由で新宿まで到着し、普段なら自宅までのランニングコースなのだけれど、流石にタクることに。銭湯何回分だ!このやろう!ちなみに、6020円(カンパ含まず)ですので、12.8回分になります。

さて、25時半に帰宅した私は、朝起きてまず懺悔の儀。気の迷いで銭湯二軒ハシゴしてしまったこと、ちなみに昨日サウリーマン☆は四軒のようだが、氏を容易に比較に出すこと自体火に油なので、やめておこう。そして、店の閉店時間が不明瞭だったことには「時計見ろ」と即答、さらには肉まんからの北陸&関西ツアーのお土産が尋常な量ではなかったこと。最後の説明は、目を細めて聞いていた。

富山・立川の「くたべ」のミニバッグとバッジは、此処だけの話、家人に似ていてちょっとウケた。本人には言えないが・・・。北陸からは、氷見うどんに、あげあられ、白エビご飯の素、京都からはちりめんじゃこ、京都のフロランタン、奈良からは柚子胡椒、にんにく、奈良博のてぬぐいとマスキングテープ、長谷寺のお守り。なぜか明石のタコせんべい。

あの、これ、行く先々で買ってきてくれたんだね、きっと。軽いものを、と指定したのだけれど、これだけずっしり、ありがとう。早速、家人と仲良くいただきまーす。

サウナ:5分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:5分 × 3
合計:3セット

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