見出し画像

台東区 富士の湯

2020.07.23

今日は強化訓練。杉並の心を持った調布市民の誇りをかけて、東東京パトロールに。

1軒目は、サ活が5件しか上がっていないこちら。ここでの目標は、スチームサウナで現世の不安をリフレッシュ、日替わり薬湯のテイスティング、以上。

南千住駅よりてくてく歩くこと15分、約束の14時ジャストに到着。午後には晴れるだろうと自分なりの予報をし、サンダルで来たことを早くも後悔。到着すると不審な秘書、ここっが長靴で待機している。ニヤニヤしながら「御朱印集めてきましたぁ」というが、ムシ。私がヌシだから。雨上がるから!後悔させてやる。

入り口で日替わり薬湯を確認すると、ラベンダー&カミツレとのこと。アロマテラピー検定1級を取って久しいが、カミツレって何だ?おそらく新種のハーブだろう、先を急ごう。

例によって回数券を渡し、サウナ代が無料なので追加料金なし。知っていたけど嬉しいフリをして、脱衣所に。あちらこちらにあるドライフラワーの装飾がこの店の客層を物語っているとかいないとか。

お湯は白湯に片側一車線のマッサージに、薬湯。なんだかブルーハワイっぽい色だなと表示を見ると、「ヒアルロン酸」とある。このお湯がやけによかった。カミツレだったらさぞかし、であろう。知らんけど。ツミレだったらごめん。

サ室に入ると、当店のヌシと思われるお姉さまが風呂椅子で待機。キョロキョロしていると、入り口のマットを無言で指差し、この人のものじゃないだろうけど「失礼します」とお借りする。そういえば、脱衣所の時計は7時半を指し、サ室の時計は1時半。50度が示されたサ室内も怪しいが、丸いつぶつぶの汗がぽろぽろ出るなあと、身体は嘘つかない。高須クリニック。
するとヌシ、徐に立ち上がり、壁に手をかけて、片足ずつ爪先立ち。リモートワーク中に再燃したコアリズムのようなかなり早いスピードだ。こ、これは。本当に小気味いい。
まさにその時、秘書がモタモタと入室。ヌシに気づかれないようにアゴで(見てみて!)と示すもピンときていない。こんな動き、なかなか見れないぞ!いや、いいもの見せてもらった。時には起こしたい、こんなムーブメント。

ヌシが抜けたサ室内では、秘書が「このちょろちょろ出るお湯、おしっこみたいですね」というので、私も黙って退室。女には黙らないといけない時があるのだ。
水風呂はぬるいが、32度とある。

秘書がいいこと言いました。「数値を信じない」と。そう、東東京は全てが妄想、夢芝居。現世の不安が増えたのはいうまでもない。

2軒目につづく。体操は休み。

サウナ:10分 × 2
水風呂:1分 × 2
休憩:5分 × 2
合計:2セット

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?