読書記録 「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」
家人から「読んでみたら?」と渡された一冊。
最近、韓国文学を読み続けているので、どれどれ、と読みはじめる。
ヨンジュがちょうど年明けから今に続く私自身に重なり、ミンチョル、ミンチョルオンマのお互いの想いがそれぞれ想像でき、ミンジュンの韓国現代社会での挫折を私の社会生活とすり合わせ、スンウの思いやりが私の周りの味方たちに見えてくる。
いま、もしくは、数年内に会社を辞めて、書店を経営したいと思っている人がいたら、この上なくお手本になる一冊。
私自身、その夢は今のところないけれど、自分ならどうするかなと考えることも楽しかった。
久しぶりに、読み終わるのがもったいなく感じた一冊で、あとがきを読むのが残念だった。
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