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練馬区 豊玉浴場

2021.2.4.

今日の二軒目は、「玉の湯」から「新江古田」駅に戻る道すがらにあります。「玉の湯」の常連さんが「賑やか」といっていたお店だと思われますが、ゴーウ。

ほぼ毎日薬湯のようで、今日はラベンダーなのね。ラッキー。でもこちらも現在は16時から21時までなので、ご利用は計画的にどうぞ。日曜のみ8時~10時に朝湯もやってます。

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靴を預けると、式亭三馬による『浮世風呂』の銭湯哲学が。なるほど。

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フロントで、例によって回数券でお支払いし、スタンプをいただくのだが、待合スペースがとにかく異様な雰囲気。どんちゃん騒ぎなしの飲み会が開かれている。なんと、ドリンクは他では見たことのないカップ酒が冷蔵庫に待機していて、お酒とどこから持ってきたのか知らんけど、おつまみ類をちびちびやっているお客さんが数人。彼らに並んで、母娘もテレビを観ているなど、銭湯で見る光景ではない。ちょっとこれは、現地で刮目し耳かっぽじって体感してほしい。いい意味で、居酒屋というか小料理屋の小上がりというべきか、そんな雰囲気。痺れながら事情聴取をしたところ、このエリアご出身の初代からはじまり、現在三代目が暖簾を守っているようです。

そそくさと脱衣所に向かい、天井を見上げる。すると、初めて見たけれど、クリーム色の折上格天井だ。いろいろ刮目するものだな。知らんけど。

さて、浴場はいかに。こちらも驚きです。ペンキ絵こそないものの、水色がきれいな高い天井で、やはり東京型銭湯は心持ちがいいね。手前にはカランと立ちシャワーが並び、左から薄黄色のラベンダーの日替わり座風呂三席、奥に白湯の座風呂、ショルダーバス、備長炭風呂には大量な目視で100kgほどの炭が沈められていて、端っこには、あわあわ風呂という名の座風呂が二席。マッサージ系、多すぎじゃなかろうか。

しかし、ラベンダーの香りもよいし、ショルダーバスもやさしくて気持ちいい。そして初入浴のあわあわ風呂というのは入浴剤が入っているようで、身体についた細かな泡の弾ける破裂音が心地よくて、何度も入った。やさしく、包まれる感覚。肩にあたるマッサージもやっぱりやさしい。

さて、やさしさに包まれたら、風呂上がりに指差し確認。この奥に、小上がりの風景が繰り広げられているのだが、ごめん、根性なしでした。仲間に入れなかった。ごめん。

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ちなみにこちらの紹介ページには、「一度御入浴下さい。御満足いただけけると思います」とあり、本当だった。ぜひ次回は、お仲間に入ろう。

今日は「ロートンヌ」のケーキをお土産に。ロールケーキをぺろり、の家人。

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お遍路番号 練馬 20
住所 〒176-0012
練馬区豊玉北2−7−18
電話番号 03-3992-9024
ホームページ
アクセス 大江戸線「新江古田」駅下車、徒歩5分
休日 金曜
営業時間 15:00−22:30
日曜は8:00−12:00、16:00−22:30

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