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新宿区 大星湯

2020.07.14

またしても、おヌシレベルの違いを見せつけられてしまった…。

今日は新宿三丁目で仕事を終え、さてどこ行こう、と。歩いて行ける範囲で見つけたこちらは、三丁目のアクタスから徒歩約18分。
なんと、全国1位の塩ラーメン、ちとせの2軒隣。週末にブランチで観たばかりだよ。それだけで、期待が上がる。

例によって回数券とサウナ代500円を支払い、大小タオルとサウナベルトをお借りする。
18時前のタイミングでは、入浴者3、サウナ貸切!なんてこったい。ただ、お湯は電気風呂がNGの私、他の選択肢がマッサージしかなくなる。なんか不思議な実?ボール?が浮いてたな、無味無臭です。あとはぬるい水風呂と20席の洗い場。カランがとんでもなく勢い強いから、びっくりするよ。
入り口に「酢・毛染めは昔から禁止です」と貼ってあったけど、お酢って何に使うの?ヘアパックとか?

サ室でボーッとしていると、サウナタオルを頭に巻いたお地蔵さんみたいな方が見えた。確信したね。ここのヌシとの対面だ、時が来た、と。入室後、ヌシは「あー疲れた!」と壁に頭を傾け、出口に向いて座る私に背を向けて座る。「いつもここなのよ、週3で何十年も通ってるよ」と戦線布告。「たははは。そっちに座らなくてよかった」「お姉さんはここ初めて?」「はい、調布から来ました」「だよね」「ちょっとその座り方真似していいですか?」「やっちゃってー」としばらくすると、いつもと違う汗の量!4セット目だったからかもだけど!「飲んで帰ろうかなと考えながらたまに寝ちゃうのよ、この体勢」「でしょうね」と反撃の手も緩めない。

何しろ水風呂がぬるいので、シャキッとはしないものの、気持ちよいサ時間。「飲みにってどちらに?」「ここを出て左に行って、コンビニの隣だよ。安兵衛っての。カサイさんに聞いたって言ったら歓迎してくれるよ」「ひひひ」「なんでも美味しいよ、私はアスパラを巻いたのが好き」「ふふふ。今日は行けないけど、次来たら行ってみたいな」「今度一緒になったら一緒に行きましょ」「へへへ」

完敗だ。カサイさん、多分75歳くらいだろうけれど、半分まで埋まってきた洗い場の誰からも慕われてる。そして完璧に仕切っている。築地市場の競りの人みたいに。これがヌシの本分。萩の湯のヌシとは大違いだ。初対面の地蔵感、強ち間違いでなかった。

ヌシ投合。
一期一ヌシ。

ここは通うわ。そしてカサイさんに生ビールとアスパラ巻きご馳走になるしかない。距離を詰め過ぎの懸念もなくはないが、挑んできたのはあちらなのだ。

来月につづく

サウナ:5〜10分 × 5
水風呂:2分 × 5
休憩:3分 × 5
合計:5セット

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