足立区　大黒湯

2021.2.7.

今日のハシゴ銭湯は「キングオブ銭湯」と名高い、こちらにチェックイン！

あのね、あのねのね、「キングオブ・・」とか「美しすぎる・・」などの形容詞、みなさんどのように捉えられていますでしょうか。

きっと、「日本一高い山＝富士山」「日本で一番雪が降る＝（たぶん）北陸」「餃子の町＝宇都宮や博多」、そういった地理上、気象上、消費量上の根拠のあるランキングとなれば、「ああ、そうね」と受容もしやすいのでしょうが、「キングオブ」ってどうなのよ、って思うよね。ということで、出動したわけです。職質覚悟で！

いや、職質については、こちらをご参照ください。
※今回は、無かったよ！残念でした！

「タカラ湯」から「北千住」駅に戻ること10分、外観は「キングオブ」ともいえるし、なんなら「タカラ湯」の方が「キングオブ」ともいえないこともないかもしれない。
なんにせよ、唐破風の屋根こそ違えど、宮造り建築で立派です。兎の毛通の鳳凰と、ちょこんと鎮座というか起立する大黒様がかわいらしい。

例によって、回数券とサウナ代400円をお支払いし、スタンプをいただきつつ、フロントにて事情聴取を開始。こちらは初代は富山県ご出身で、現在三代目。二代目は早く亡くなってしまったのだそう。

ささと脱衣所に移動すると、なんと立派な折上格天井！おそらくすべて柄が異なるのでしょう、柄の方向も異なるように見えます。あとね、ここのベンチがとても素敵。ぜひ、座ってみてほしいな。参考までに、こんな風景です。
※写真はサイトよりお借りしています。

浴場は、手前にカランが並び、左手から、12人くらい入れそうなサウナは現在定員4名で営業中、すぐの扉を出ると露天風呂、ここで休憩が格段に気持ちいい！、戻って、15度の水風呂、滝付きの白湯、寝湯、座風呂二席とレイアウトされている。桶は黄色のケロリンの他、ちょっと大きなロゴのないタイプも！サイズ的には、盥とケロリンの間くらいかな。

サウナは二段でドアをしっかり閉めますよ。テレビなし時計なし。自分と向き合うしかない時間。その後の記憶はうっすらと、私の中では「キングオブ」ではなかったのかなあ。

外に出ると、「わ」板、のお知らせ。

急いでいなければ、待合室でゆったりもいいね。お邪魔しました！

帰りは、駅に戻る道をちょっと迂回して、「かざま」という総菜屋さんでお買い物。そして、三軒目へ・・。

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