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サウナ友だちについて その1

先日、このタイトルとは異なるテーマでだったけれど、長々と書いたらすごくスッキリしていた。
読んでくださった方がいたらありがとう。

その後、サ友たちともテキストで、また、直接会って会話もしたけれど、みんなその施設に通い続けたいから「ルールやマナーを守っていきたい」、という想いの一致は、改めて勇気をもらえた。

今年の夏から、サウナをきっかけに幾人ものサウナ好きに会い、そのうち何人かの人とは定期的にサウナにご一緒したりして、さらに仲よくなったサ友たちとはサ旅をしたり。これまでの習い事以上に、ぐんと交友関係も広がった。

当初は、「オフ会みたいで怪しいな」とか「変な人たちだったらどうしよう」と心配しながらサウナで会ったのだけれど、初めに会った人たちが頗るおかしないい奴らだったおかげもあり、かれこれ16人ほどに会ってみた。とてもいい仲間に出会えたので、実名(といってもコードネームみたいなものだけれど)を伏せたうえでどんな友だちなのか、紹介してみたい。


・サウナ旅のプロ
初めて会ったのが、彼女だった。近場でどこか一緒に行こうよ、と夏に約束して、世田谷のある銭湯の脱衣所で出会った。彼女が変なやつだったら、それに続くこれまでの出会いはなかっただろう。世代的には私が少し上だが、社交性は私が、実用性は彼女がという役割分担ができていて、サ旅にも数回一緒に行く仲になった。モタモタしていたり、頗る感じが悪いなど、懸念点も多いのだが、お土産センスは家人も認めるところだし、妹みたいなものかなあ。はじまりは、彼女から。その彼女にこの冬、おめでたいことがあった。よし、私も続こう。

・愛されるサウナバカ
はじまりは、彼も一緒だった。サウナに一日数軒行く、サウナのためなら移動は問わない、そして、サウナにめちゃくちゃ詳しいちょっと歳下のお兄さん。住まいも近いので、彼が未訪問の近場のサウナを見つけて、バトンを渡したこともある。初対面の時には、もちろんサウナ帰りで、頭ボサボサ、首にかけたタオルの似合うことといったら。まだ一度しか会ったことはないけれど、彼に銭湯ファンと見てめてもらうことが目標かな。それにしても、帰り道を厭わない遠出の姿勢には畏れ入る。でも、お風呂好きとしては、湯船にも浸かってほしいんだけどね。

・民度の女
月に何度か、銭湯の遠征に行っている。はじめて会ったのは、東東京での修行で日に三軒回った時のことだ。パッと見は普通の人なのに、テンションがやけに高く、お風呂施設の中にいるときだけ、妙に礼儀正しい女。施設でのマナーについては、私自身も彼女の姿勢を見習っている。事情聴取力、食事量、フットワークなど、私もそこそこいけるクチだが、彼女もなかなか。キャラが若干かぶるせいもあり、対立しているように見えるかもしれないが、実のところ結構仲はよい。だいたい笑いを勃発させるのが彼女なので、よいムードメーカーだ。荷物が多すぎるんだけど。

・妙に感じのいい男
某サイトでやりとりを交わし、コメントの返し方に叡智を見ていた。東東京の住人でもあるようだし、情報交換を。ということで、修行のタイミングでお声がけ。すっかり二十代の青年かと思っていたが、アラフォー社交性に長けた感じのよいお兄さんというかおっさん手前の彼。私が困った時にもすかさず声をかけてくれつつも、会うと「うんこちゃん、オッス」というライトなノリ。胡散臭いほどの感じのよさで、東側では人望も厚いようだが、西側の住人としては対立姿勢を崩せない。食に全く関心がないようで、美味しいお店に行っても違いのわからない男。

・銭湯お遍路三周目の男
自分以外で、お遍路している知り合いは何人がいるが、台紙を使って集めている人、そして、私よりもスタンプの数が多い人は彼だけだ。ある日、紹介してもらい会うことが叶ったのだが、訪問日、ペンキ絵、気がついたことなど細かくメモをとっており、とてもリスペクトした。しかもこの男、なんとお遍路三周目なのだ。つまり、176軒を超える銭湯を巡っているということ。話を聞くと、東・北東京の銭湯はかなり巡回したようで、西側はまだこれからだそう。居酒屋にも造詣が深く、銭湯→呑みのコンボのセレクトのセンスにも脱帽。ボスと慕わせてもらっている。

・極めて声の小さな男
サ旅に行こう、そう考えた際に、ドライバーが足りない。そんな矢先にスカウトしたサ旅仲間だ。サウナの記録もセンスが光り、テキスト上のやり取りのみではなく、会ってみよう、ということになり、その場でサ旅メンバーとなった。旅中は、うるさい女どもに混じり、ひとり男は施設内では別行動。耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ友人だ。声が小さいのだが、特筆すべき渾身のギャグなどは持ち合わせていないので、聞こえなくとも困らない。ただ、相談するととても親身になってくれるので、いいアニキ的存在なのかも。特技はお菓子づくりという優しい男だ。


今後もちょくちょく、更新してみたいと思うので、お楽しみに!

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