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大田区 大森湯

2022.10.10.

一年経ったのね、あのシュウマイ一悶着から!

そう、大田区の銭湯を執拗に巡っていたあの日々。
長かったよなあ、だって、大田区広いんだもん・・。

もっともっと書きたいことはあるけれど、回想はこのくらいにして、大田区でもう一軒行こうか。
あの、日々二軒三軒四軒を回っていた期間を、肝に銘じてやろうか、んあ?という自身の鍛錬のため、家人には内緒でハシゴをしようという魂胆。

なぜ家人が、銭湯ハシゴを嫌うかについて説明させていただきます。
三つほどあるのでご清聴ください。
ひとつ。何度もお風呂に入るのはムダ。
ふたつ。洗い物が増える。
みっつ。帰りが遅くなる。
どれも、頭を垂れすぎるよね、うんうんて。ね?

ではそれぞれに反論させていただきます。直接いえないから、ここだけの話。
ひとつ。人生に無駄がないのは虚しいよ、何しろ、貴方と私が出逢ったことが(中略)
ふたつ。洗うの私です。
みっつ。だったら遅く食べて遅く寝て遅く起きればいい。

というわけで、久しぶりに昭和系ストロング派サウナ、サ室楽曲演歌系のこちらに。フロントでクーポンでお支払いを済ませる。

まだ開店早々なので、「銭湯の日」タオルも間に合い、いただけました!
ここ、店主の方とお会いするのは久しぶり?はじめて?なのだけれど、強面には見えるけれどいい方なんだろうなあ。
高齢のお客さんへの接し方、おそらくはじめていらっしゃるお客さんへの説明など、ちょっとじんわりしてくる。

サウナ代200円をお渡しし、例のくじを引く。
やった、今度はカレーが当たった!お米じゃないけれど、無問題です。
やったね!

さて、これまでのくじ引き人生について語らせてほしい。
小学生の時に、コミック誌「りぼん」で岡田あーみん先生「おとうさんは心配性」のおとうさん消しゴム、「志村けんのバカ殿ラーメン」のすごいシール、ビックリマンのとてつもなくすごいシール。ついでに後輩の結婚式でルンバ、体重計を当てまくり、なんなら大学受験も地理受験で当てたクチだ。私のくじ引き人生に迷いと間違いはなかった。

4位のカレーというのはぼちぼちかな。
ちなみに今日の1回目では缶ジュース。あれ、人生かけた割には・・なんて思ったら、大間違い。
もらえない人は、何から何までもらえないのだ。私は一食分濡れ手に粟だよね、お米を当てた私の後ろの青年を呪いながら。
お米当てたらさ、もっと喜ぼうよ、な、な?

商品を苦い眼差しで受け取り、浴場へ。
あら、新しい貼り紙が・・。「当店では【湯船をうめるな】は禁句です」とある。
背景はおそらくこうだろう。
新入りが熱いお湯に水を足したところ、熱湯が好きな常連が「うめんじゃねえよ、〇〇してやろうか、んお?!」とでもいったのだろう。私でもきっと、そういうだろう。で、禁句になったのね、なるほど、思うところはあるなあ。
貼り紙効果なのかそうではないのかは不明だけれど、熱湯が42度でいつもよりぬるい。とはいえ、じっこう湯にゆっくり浸かれるのは、いつものような45度ではないものね。これはこれでいい。

そしてサウナへ。ヴィヒタが吊るされており、音楽はユーミン「春よこい」、モー娘。「I WISH」、工藤静香「くちびるから媚薬」。誰もいないタイミングで歌わせていただき、さらさらと汗が流れすぎる。

大森にお住まいのお客さんと都内銭湯のお話をしつつ、大して通っていないのに通っていると思われたのかもしれない、こちらのアラフィフヌシさんに「アタシ帰るから、アンタアタシのとこに座っていいよわかった?」とバトンを受け取る。
一時間ほどでサッと上がり、今日もいいお湯でした。

こちらは大きな湯船にラベンダーが浮かんでおり、端っこの熱いお湯は下記の通りでした。

帰り際には、こんなに自転車がいっぱい!
もちろん近所の常連さんばかりではないのだろうけれど、本当に愛される地元の銭湯なのだと思う。

昨日は大人数でのBBQとカラオケだったけれど、外でみんなで作ってみんなで食べるのって、楽しいね。
プライベートでは落語とか銭湯とかひとり行動が多いもので、13人も集まる会に行くといったら家人には心配されたけれど、肉のつまみ食いとカラオケ代が高くついたこと以外は、みなさんにもご迷惑をかけていないといいのだけれど、真実はいかに・・。

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