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いぬくま夫婦の神社巡り(桜松神社)

おひさしぶりです皆々様、いぬくま夫婦の深爪にしがちな方、妻のえんじです。

いやーすっかりご無沙汰なっちゃって、まぁ無理なく続けることが大事ですしおすし・・・。←

久々の投稿は神社巡り編、勝手にシリーズ化しようとしてるけど、見てるか旦那、今後はこのタイトルでよろ( ^ω^ )

八月はえんじの方の仕事が繁忙期でってことと世間が騒がしくなってたため調査は出来ずじまいでしたが、久々の神社巡り。今回も慣れないレンタカーで長距離運転ほんとにありがとう旦那。

旦那がレンタカーという究極魔法を覚えてくれた今、もういぬくまを阻むものは無ェ、どこまででも行けんぞ。

安全運転でこれからものんびり活動できたらなと思う所存です、今後もどうぞよろしゅうに( ・∇・)

実は今回の目的地である神社、神社そのものより不動の滝の方が聞き馴染みがあるかもしれないです。岩手の有名なパワースポットだとか。

ちなみに我々神社巡りをしているがパワースポット目的というわけでも御朱印目的でもない。ただ単に実際に見てみたい、その場がどうしてそうあるのかとか、その場の空気、雰囲気を感じたいという単純な動機なんです。

今回ここを目的地に選んだのは大変興味深い偶然から始まります。


謎が謎呼ぶ神社

ことの発端は旦那でした。またしてもw

職場にて偶然にも旦那が応対したご婦人の待ち受けが丹内山神社だったそうで旦那は自分たちも神社巡りが好きなことをご婦人に話したそうです。

話が弾む中、実は桜松神社にも行ったことがあるらしく、何でもちょっと入っただけで引き返してしまったとか。

理由を聞けば行ってみたくてはるばる足を運んだのに、入り口で急に怖くなってしまったのだそう。え、何それ怖い、放置されたり管理がなってない神社ならまだしも、ちゃんと大切にされてるであろう神社なのになんで怖いのさ。と疑問に思ったのを覚えています。

桜松神社、実は以前からチェックしてたんです、なんてったって御祭神が瀬織津姫でしたから。

神話を学ぶ中で瀬織津姫という神様がすごく重要なコアな部分になっているような気がするのに全然知られていない事に何か理由があるように感じた我々は、まずは身近に地元で御祭神として祀られている神社から実際に行ってみようと現在活動している訳ですが、桜松神社に関しては、レンタカーという手段に気付いていなかった上に、山道だし遠すぎる。いくのはほぼ不可能と判断し、何かいい案があれば行こうと思っていました、まずは早池峰神社からと。

で、さっきの話ですよ。

桜松神社が何故怖いのか、他の人も怖いと感じるのか、調べていた所・・・

真偽は定かではありませんが、興味深い記事に出会いました。

その方は桜松神社内にある不動尊を管理する方々の親戚なそうで、記事には桜松神社に霊感や感が鋭い方が行くと決まって

「蛇が苦しんでいる・・・。」

そう感じるそうです、詳しくは省きますが、実は現在の桜松神社は敷地最奥に奥宮があったのですが訳あって今は取り壊されています。なんでもそれが大きな理由でその地に祀られている蛇神様が龍へと転じる事ができず、もがき苦しんでいるとか・・・。

そんな記事を見つけ、驚愕した私はより一層桜松神社へ足を運びたくなりました、一般ピーポーのえんじに何ができる訳ではありませんが、直接そこに赴き、空気を吸って、手を合わせに行きたいと。

やれる事はそれだけだけど、些細で無駄でもやらない理由にはならない気がして、遠野でのレンタカーの旅を経験した今、時が来たと思い満を辞して行って参りました。

はいここからが実際に行ってみた上での感想です。(前置きが国道4号線並みになげぇ)

・・・どうかご容赦を、最後までお付き合い頂けましたら嬉しいです。

いざ、参拝・・・と思ったら、謎の現象

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電車とレンタカーを駆使してようやく辿り着きました、神社奥にある不動の滝は観光スポットの一つでもありますから学生の団体や一般の観光の方もちらほらおりなかなか賑やかでした。学生さんのキャッキャした声が眩しく感じる歳になったか・・・ハヒィ(えんじに50のダメージ)

鳥居の前に立ち、頭を下げ挨拶をしてから敷地内へ。すると不思議な事が起きました。

鳥居をくぐった瞬間です、あんなに賑やかに聞こえていた学生の声が一気に小さくなりました。思わずクマでも出たか!?と振り返ると学生さん達は変わらず敷地前にある公園で談笑していました。おかしい、例えるならそう・・・入った瞬間にテレビのボリュームを一気に下げたような、鳥居を隔ててこちら側とそちら側に薄い膜が張っているような。全く聞こえない訳じゃ無いんですよ。でも篭って聴こえるようなそんな体験をして思わず旦那の手を掴んでしまいました。

涼しく凛とした空気を感じながら、奥へ。気になっていた怖い感じはその当時は全く感じませんでしたが、緊張感はありました。旦那曰く、鳥居をみた瞬間『ピリッ』としたそうです、静電気?

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本殿です、参拝中は特に変わった事はなく・・・というか、神社って大体そこのお社がゴールというか敷地の最奥にあるのが普通だと思うのですが、このお社、いかにも途中にある感じなのが気になりました。まだ道は続いてるし、やたら奧が気になると言うか、急かされるように足早に奥へ進んで行きました。お地蔵様が見守る先には岩壁をくり抜いて立てたのか壁に埋まるようにして建つ不動堂。道はやがて行き止まり、その先には、侵入出来ないようにロープが張られた敷地がありました。

よーくよく見てみると明らかに何かが建っていた跡地のような・・・。

でも何だろう、何も無いここの方がより心地がいいようなそんな不思議な気持ちになりました。直後ハッと思い出したのは取り壊された奥宮の事。

その場で調べてみた所、まさにそこが奥宮跡地でした。

奥宮と言うくらいだからもっと遠くにあるはずだと思い(まさか同じ敷地内にあるとは思わず)気づくまでに時間がかかりましたが、そこはお社があったなんて見る影もなく、草が茂りそこだけぽかんと空いている、何とも違和感を感じました。

「ここだったんだ・・・。」

そう思った瞬間、ちょうどお社があった辺りを木の枝を縫って日光が差してきました、なくなってしまった今は、その跡地の石段を照らすだけになっていましたが、陽の光が差して、風が吹いて木の葉を揺らし屋根にサワサワと影を落とす様はきっと素敵だった事でしょう。

何だか少し寂しい気分になり目線を落とすと、ちょうど規制線の真下、さっき脱いだばかりよ♪と言うくらい新しい蛇の抜け殻があり数十センチ飛び上がりました。よりにもよって何故こんな所で・・・。

龍神様(蛇、巳)を祀っております。

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行き止まりなので振り返ると目に入ったこちらの看板、岩肌に心許ない足場がありそれを登ると、くり抜かれたように窪んでる場所に小さな祠がありました、蛇の絵や蛇の置物が小さな祠を所せましと囲むようにして置いてありました。空気の質の違いと言いますか、神域特有の厳かな雰囲気は、あくまで私の感覚ですがこの場所付近(跡地も含めて)が一番強く感じたような気がします。

九日舐めみたいな場所はここなんじゃ無いかなと。

手を合わせ、ご挨拶とここに来られた感謝を祝詞に込めながら唱えました。

すると・・・

カサカサ・・・ザッ・・・ジャリ、ジャリ・・・

祝詞の最中、崖の下の参道を周りを伺う様に立ち止まりながら歩くような足音が聞こえてきました。すぐ下の方で立ち止まったまま聞こえなくなったのでもしかしてこの祠に参拝しにきた方かなと思い足早に降りていくと・・・

誰もいない。

おかしいですよね、砂利道はどうしたって足音がするはずだし、立ち去ったのなら立ち去った時足音がするはずです。

その足音はすぐそばで立ち止まったまま聞こえなくなりました、私達が降りて行った時に鉢合わせるはずですよね?

この足音はもちろん旦那にもしっかり聞こえていた様です、2人で首を傾げてしまいました。

まぁ、不可解な事を一から十までそっち系に持って行きたいとかそういうんでは無いのでたまたま遠くを歩いていた方の足音が響いたとか、途切れたっきり聞こえなくなった訳じゃなくてたまたま私達に聞こえなかっただけとか、考えられる理由はたくさんあると思います。でも自分が確かめようが無い場合は「こうだったら素敵だな。」と思う内容で胸に留めておく様にしています。そっちの方が楽しいと思うから(╹◡╹)

さて、そんなこんなで最後に不動の滝を眺めて、写真を撮ったらこんな風に綺麗な写真が撮れました!

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瑞々しい緑と飛沫の中たっぷり癒されて帰る事ができた素晴らしい旅になりました。今回もだいぶ長文となってしまいましたが、ここまでお付き合いくださり、有難うございます。

私達夫婦はこれからも己の探究心、好奇心のままにさまざまな場所へ赴き、そして経験し、なりたい自分になるために楽しんで生きていこうと思います。

こうして第三者の目に留まる機会を残すことで何かのきっかけになれればなぁと思っています。

読んで頂き誠にありがとうございました。では。また!


いぬくま夫婦:えんじ





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