パートナービザ用・オーストラリアの健康診断〈1〉

ビザ申請が済んで数日後(申請自体に精魂使い果たしたので、何日後だったのかは覚えいない)、自分のアカウントにログインすると「健康診断を受けて、その結果を送りなさい」的なメッセージに気が付いた。もちろん、英文の診断結果が必要なわけで、私の住む地方の病院が対応するはずがない。「あなたの国でオーストラリアの健康診断を行える病院」を移民局のウェブサイトで確認すると、日本国内にたったの5つ(2022年11月現在)。北は北海道から南は沖縄まで、全部ひっくるめてたったの5つ!である。ちなみに内訳(?)は、札幌=1、東京=2、神戸=1、大阪=1。移動のしやすさと、友達がいるという理由で東京の病院で受けることにした。
中落合にある病院と、芝公園にある病院。中落合はHPに問い合わせ先に電話番号とメールアドレスがあり、芝公園はメールアドレスのみ。まずは両方にメールで問い合わせを送った。「オーストラリアの健康診断を受けたいのですが、〇月〇日~〇月〇日の間で、予約が取れる日時を教えてください」みたいな内容である。
中落合の病院が、翌日早々に返信をくれた。とても親切でわかりやすい文面。「ご希望の期間ですと、3つ候補があります(と言って、日時を示してくれる)。予約は電話でのみ受け付けますので、日程を決めたら、改めて電話で連絡を」みたいな内容。当時、短期バイトをしていたので、昼休みに早速電話した。電話の対応が、これまた親切でわかりやすい。慣れているからこそ、という印象で安心感が違う。名前、生年月日、パスポート番号、HAP ID(ビザ申請後に確認できる'Referral letter'に記載されている)を口頭で確認された。
なんというか、良い意味で「あれよあれよ」だった。
ここから逆算して、新幹線の切符を取って、泊まるホテルを予約して、友達に連絡した。私はよくわかっていなかったが、ちょうどホテルの宿泊料金に「東京割」なるものが適用される時期で、ずいぶん安く泊まれた。おまけにホテルにチェックインするや「ただいま東京」なるクーポンをいただけて、トータルすると、22,000円のお得ナリ。
金曜日の午前中で健康診断を受け、その日のランチは友達Aと新宿でホテルビュッフェ、夜は温泉付きのホテルでのんびりして翌日は朝からほぼ一日かけて友達Bと合羽橋から浅草方面を歩き回り、夜は友達Cとディナー。
健康診断を口実に、久しぶりに週末を楽しんだ。
さて、健康診断の詳細は次回で。ちなみに、芝公園の病院からは未だに何の返信もない。何だったんだろう。


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