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Netflixで「呪術廻戦」観たので「ジャンプの主人公」について考えてみた

1期OP。

1期ED。

2期OP。

2期ED。

オープニングもエンディングもスタイリッシュですよね。

ここ最近メチャクチャハマってまして、アニメ全話観ました。

世間的にも「第二の鬼滅の刃」なんて事を言われてるようですが、

個人的には鬼滅より好きです。

あれはあれで好きですが、こっちのほうがよりジャンプっぽいですよね。

で、この「ジャンプっぽい」ってのは何なのかって話で、

主人公の造形だと思うんですけど、虎杖悠仁。

ジャンプ漫画の主人公の中で、史上最も好きなのが浦飯幽助(幽☆遊☆白書)なんですけど(名前の音が一緒ってのもあって)、

似てますよね。

同じ系統で言うと東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない)。

孫悟空やルフィもそうですね。

あとデンジ(チェンソーマン)。

ポテンシャル(器)は特大!ネアカのバカ!決して後ろは振り返りません!

あんまり女子受けしないキャラというか。

ジェンダー論みたいになっちゃいますけど男の子っぽいというか。

元々ジャンプは「少年誌」なわけですから、「男の子が憧れる」のがジャンプっぽい主人公の定義だと思うんですよね。

例えば、

出自不明、小国の反政府ゲリラに育てられた凄腕の掃除屋(スイーパー)、

シティーハンターこと冴羽獠(CITY HUNTER)。

これはドスケベで巨根設定がついてるから女の子受けはしない、多分。

当初はなかった設定だったんだって、これ。

でもキャッツ・アイと比較していまいち人気が出ないから足したんだそう。

結果男の子はみんな好きでしょ?

駅の掲示板に「XYZ」って書いたでしょ?

「Get Wild」聴くと胸が踊るでしょ?

ちょっと話はズレたけどそういうことです(どういうことだ)。

「鬼滅の刃」は作品全体に通底するテーマもそうだけど、

「家族」に響いたからあれだけのヒットになったんだと思うんだよねー。

老若男女全てに響いた。

それはそれで凄いことだし、男女受けを分けて考えることがもうナンセンスではあるんだろうけど。

でも、なんだけど、やっぱりジャンプっぽくないというか。

俺がおじさんだからそう感じるのかなー。

「っぽさ」を語ることそのものが古いのかもしれないですけどね。

多様性の時代。

ダイバーシティ。

色んな主人公がいたっていいじゃない。

でも、

やっぱりカッコいいなぁと思うんですよね。

「共感」よりも「憧れ」。

「憧れは理解から最も遠い感情だよ」by藍染惣右介

ジャンプの主人公に求めたいのはこれ、ですかね。

漫画(やアニメ)に日常を求めていないので、主人公には憧れられる存在でいて欲しい。

「ああ、カッコいいなぁ、俺もああなりたいなぁ」

と思われる存在でいて欲しいな、ってっことです。

その点、虎杖悠仁君は大合格ですね(偉そう)。

既刊コミックスを追おうか真剣に考えてます。

どうせGWどこにも行けないしな。

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