巨大もぐさ灸は、0感覚への誘い

 自分のような命の苦痛や苦しみをもう21世紀の人類からは無くしてしまうプロジェクト。それは、もぐさ灸による0(ゼロ)感覚への誘いとも云える。

注:掲載にあたっては原文の仮名遣い、表現にできる限り忠実に書き起こしておりますが、補足のため編集時点で追記した部分があります。

0(ゼロ)感覚は中心感覚

0(ゼロ)とは

 病気という状態を0に還元して新しい秩序を産み出したいので、巨大もくさ灸(オンセラ)を行います。0というのは混沌として何もない状態でありながら、全てを産み出す、不思議な次元のことですね。全てを産み出すといっても無秩序ではありません。0は調和と統一の王ですから。
 人も宇宙も全ては0から産み出されました。0は太極とか、無極とか、神仏とか、造物主とか、天の父とか呼ばれますが、0を人間がどう体験するかの違いでしょう。とにかく0の魅力は、知れば知る程輝きを増してくる不思議さにあります。

巨大もぐさ灸に点火することは、人を0に誘う行為

 巨大もぐさ灸(オンセラ)と行う。これは、病気という秩序を失った状態に0を投げ込んで、新しい生命の秩序を生み出そうとする、正に愛の行為です。[オンセラによって生み出された]新しい秩序は当然病気を快癒へと導きます。

 0のことを全く知らないで「私は病気と闘い勝ってみせる」と頑張っても長続きしないでしょう。ひどく疲れてしまう。小さな自我には、真に病気と闘う力は無いはずです。出来ることは、せいぜい無数の健康情報を集めては、あれこれ試してみる、その繰り返しではないでしょうか。無数の健康情報の発信源を調べてみると、やたらに立派な肩書きや能書きが並んでいて、大変期待がもてそうに見えます。

 巨大もぐさ灸(オンセラ)の立場からは、いつまでも力の弱い、未熟な自我を大将にしていては病気に勝つチャンスは少ないと見切りをつけ、病気との闘い方を本当に知っている0を大将に迎えようというのです。

 0は完全無欠、全知全能の大将なのですが、人が謙虚に従順に0を迎え入れてその力を発揮するように見えます。人の心が無とか空とか、0の性質に近づくほど、0の能力は発揮されるということです。巨大もぐさ灸?そんな原始的な方法で病気が良くなるはずがない、と[すぐに理屈で考えて疑ってしまうような]未熟な自我が支配する心に0は働かない。
 0は謙虚、従順の王なので、「私=自我」を強く主張するところに訪問できない。0を引きつけ、働かせる最大のコツは、「私」を殺そうと努力すること。「死んでこそ生きる」を実行しょうとするところに0はひかれて来る。

巨大もぐさ灸(オンセラ)による0(ゼロ)への回帰の実践

 巨大もぐさ灸の理論では、0の働く場所は、中心と中心の延長線上であると見ます。人間でいえば、丹田の位置と、体の正中線(前と後)上です。それで巨大もぐさ灸の基本位置は、へそ下と正中線上に取ることになります。

巨大もぐさ灸(オンセラ)を行っている間は、テレビを見たり、しゃべったり、気を散らさないことです。0を引きつけ、働かせる最大のコツ、「死んで生きる」を実行中だからです。この間は何もしないのが基本です。

そうして心と体を落ち着かせて0の訪問を待ちます。

 0の訪問はすぐに分かります。心と体が充分リラックスして、眠気を催して来たら、0があなたの「中心の扉」を開けようとしているのです。オープン・ザ・ドアですね。

 心と体双方を恐れずに混沌の中へ放り込んでしまいましょう。混沌を恐がらず新しい心と体の誕生を喜びましょう。

これがあらゆる病気から解放される最大最高のコツだと思います。

補足:巨大もぐさ灸(オンセラ)の実践

  1. 静かで、自分の感覚に集中できる場所を確保する。

  2. 巨大もぐさ灸を、丹田を含む正中線上にほどこす。まず仰向けで数カ所。

  3. もぐさの熱の感覚に集中し、心を落ち着ける。

  4. 眠気が来たら、そのまま眠気に身を委ねる。

  5. 自然に意識が戻るまで、体に任せる。

【オンセラ療法のお問い合わせ】
TEL:03-3576-4691
AM 9:00ー PM 8:00(予約制)
萬世健康治療院 院長 中川 忠男

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