巨大もぐさ灸(オンセラ)の技法

 本稿は編集の段階で、理解を助けるため若干の加筆をしております。何卒ご了承ください。

 存て在る、愛なる神から言霊が放たれると、それは創作意欲にあふれる光と化して、私達の光の体や、私達の光の大宇宙を創造しました。愛なる神の言霊からできた私達の姿形ですから、単なる造形物ではなく、愛なる意識を持った姿や形ということができます。さらに、愛なる神の言霊そのものが私達の真の意識、魂なのだと云い切れるようになれば、「本当に素晴らしい」ですよね。

 さて上記の内容を前提として、どのようにすれば神の言霊、心理に共鳴し、共振できる魂・意識を育てられるのか?
オンセラの技法〈1~4〉で学んでみましょう。無理なく心持良く学べます。

命の息と光の体から育くまれている「私」実感のための一定の手順

基本は、3つのダルシャン(額・背骨・丹田)を中心に施術します。必要な方には、4つめの手技も施します。

1、 額に手をあてて、数分回転運動、数分上下運動、数分上方に伸展する

▷第一目的は、左脳と右脳の調律と共鳴を促すため

2、背骨を対象とするいくつかの技法

▷第一目的は左脳右脳の束縛から心を解放し、体の芯から喜びを引き出すため。体が芯から喜べば、心も共に喜ぶことが出来る。

背骨正中線に胸椎から仙骨まで吸玉でカップィングする。
背骨の第一側線にオンセラ温熱カップで温圧を施す。
背骨の正中線に胸椎から仙骨まで、オンセラリングを施す。

3、 下腹部丹田にオンセラリング灸を施す

▷第一目的は丹田という心と体の中心位置を実感するため。瞑想や座禅では中々得られない中心感覚が、このリング灸を施すことでたやすく会得できる。

1と2と3とを体験しながら、誰でも光のもつ本質的な性質、調和と融合と統一の性質を心と体で具体的に実感することができる。

4、 頭頂部あるいは前頭部の一点に特殊針法を行います

▷第一目的は、これは全ての人に行う技法ではないけれど、現代人の多くが知らず知らず貯えてしまっている邪気と呼ばれる、混乱した左脳右脳が作り出した淀んだエネルギーを飛ばしてしまうため。

具体的には頭部の百会あるいは上星という経穴(ツボ)に三稜針で刺激し少量の出血を促します。

オンセラ3つのダルシャン(額・背骨・丹田)を受ける意味

永遠不滅の魂と、魂を成長させるために人間に与えられている心と体の関係を図示していきます。

本来の魂が、左脳による心と体によって閉じ込められている状態です。本来の0(ゼロ)があらわれていない状態の心は暗く、体もいろいろ不調が出てきて重たくなります。そして魂は苦悩し、悲哀に満ちて沈黙します。

巨大もぐさ灸(オンセラ)によって心と体が0(ゼロ)を取り戻し始めると、魂の働きが幾層もを乗り越えて表に現れやすくなり、解放され始めます。心と体は明暗を繰り返しながら成長し、魂は活性化し、本来の平安と喜びに向かって動き出します。

巨大もぐさ灸(オンセラ)を何度も続けていると、心と体が互いに調和し始め、やがて融合します。心と体が統合すると、これまで心と体に閉じ込められていた魂は心と体の主人となり、魂を通して宇宙や宇宙意識との交流が始まり、人間と宇宙が一体化します。

巨大もぐさ灸(オンセラ)は意識の成長のための好循環を生み出す

オンセラ技法を繰り返し体験しては、命の息の次元を高めていきます。額に対する手技で調息ができます。背骨に対する技法では気息が学べます。

 20歳から21歳の時、私は現代人の魂(意識)という魂はみな肉体という固い殻にとじ込められていて、なんとしても、すみやかな解放を願っているとの気づきを与えられ、同時に魂が肉体から解放されるとどうなるのかを、身をもって体験させられたことがあります。それは光輝く世界との遭遇、創造主との遭遇、真の愛との出会いです。一言で云えば「歓喜」以外の何ものもない世界を全身全霊で味わうのです。深い思索の結果でも、苦しい修業をした結果でもなく、それはある朝突然に起きた出来事で、数日して消滅してしまった感覚ではあったのですが、以後、私の人生が急変するのに充分な体験だったと云えます。

 その後すぐに将来は安泰と思い込んでいた大学生活(工学部)は頓挫して、全く畑違いの針灸医学の道へ進むこととなりまして、以来何十年と治療師として働いていますが、私のは普通の対処療法的な治療というより、魂の解放を目指した治療を軸に、常に新しい挑戦をし続けては、誰でもが、たやすく、魂の解放が得られて、より健康的でより幸福な人生が送れるようになれればとの実践型療法と云うところでしょうか。

【オンセラ療法のお問い合わせ】
TEL:03-3576-4691
AM 9:00ー PM 8:00(予約制)
萬世健康治療院 院長 中川 忠男
https://www.onsera.co.jp/

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