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城崎温泉(兵庫県)〜1300年の歴史と文学の香り高い温泉〜

旅の手帳を紐解くと、城崎温泉を訪れたのは2018年10月のことでした。

城崎温泉は平安時代から1300年以上の歴史がある、有馬温泉、湯村温泉とともに兵庫県を代表する温泉です。

文豪・志賀直哉の『城崎にて』は、この城崎温泉で生まれました。
「温泉はよく澄んで湯治によく、周囲の山々は緑で美しい。おいしい日本海の魚を毎日食膳に出し、客を楽しませてくれる。人の心は温かく、木造りの建物とよく調和している」
100年程前に志賀直哉がそう著した城崎温泉の日常が、今も受け継がれています。

▲柳並木を歩くと温泉街へ

▲志賀直哉が『城崎にて』を執筆した三木屋

城崎温泉では7つの湯めぐりが楽しめます。浴衣を着て、下駄を履くのが正装のため、ほとんどの旅館で浴衣と下駄が用意されています。

7つの湯それぞれで、その日の一番最初の入浴者は「一番札」をもらうことができます。

夜はライトアップされ、風情たっぷりの中、外湯めぐりができます。また、レトロな射的やスマートボールがある遊技場、「和」をテーマにした店舗が並ぶ「木屋町小路」など温泉以外の楽しみもあります。

名物・松葉ガニのシーズンは11月〜3月。今が旬です。

▲「御所の湯」

▲「御所の湯」の内風呂

▲足湯に浸かりながら柳並木が楽しめる「柳湯」

以上、城崎温泉を紹介しました。

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