見出し画像

温泉施設・真岡井頭温泉(栃木県・真岡)〜真岡鐵道のSL列車が楽しめる〜

旅の手帳を紐解くと、益子温泉を訪れたのは2016年11月のことでした。

関東地方の小旅行で一度は出かけたい場所が、栃木県の益子・真岡方面です。両駅を走る真岡鐵道は、土日祝日に蒸気機関車牽引の「SL列車」が運行します。

益子といえば益子焼ですが、江戸時代末期に陶技を学んだ大塚啓三郎が、益子の地に窯を築いたのが起源とされています。そして、清田庄司ら陶芸家が、本来なら焼き物に向いていない粗い土を使用し、創作に情熱を燃やした結果、日本全国に民芸品としても知られるようになりました。

益子焼窯元共販センターには、陶芸店が350軒近くあり、皿、湯呑みなど、様々な益子焼が楽しめます。日本酒や焼酎好きの方にとっては、酒器選びにあっという間に時間が過ぎてしまうでしょう。

▲益子焼窯元共販センター

▲ところ狭しと並ぶ多彩な焼き物

▲見学ができる益子の酒蔵「外池酒造」

真岡井頭温泉は、北関東最大級の公営温泉施設です。地下1,500mから汲み上げた天然温泉で、泉質にラジウムを含んでいます。
露天風呂は開放的な広さがあり、心も体もぽかぽか温まります。

▲真岡井頭温泉の露天風呂

▲真岡井頭温泉の露天風呂

真岡駅前にはSL列車に関する資料や鉄道模型が展示されている「SLキューロク館」があります。大正9(1920)年に製造された「SL9600形」の走行が見学できるのが目玉です。

▲正面から見た迫力あるSL9600形

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?