見出し画像

大手町にも温泉がある!

東京・大手町の日本旅館「星のや東京」の最上階には大浴場「大手町温泉」があります。

 ※上記の記事は「自腹ライターが行く 星野リゾート 星のや」さんです。

 前号で温泉が出来る三要素(水源・熱水路水路)を紹介しましたが、熱源であるマグマが存在しない都心でナゼ温泉があるのでしょうか?

 地下では、深度が深くなるほど地温が上昇し、一般的に100mごとに約3℃上昇します。
これを「地下増温率」と言い、そこに水が存在すれば温めら1,000m掘れば30℃上昇し温泉が出る計算になります。
「星のや東京」の場合は、地下1500mから36.5℃の温泉が湧き出ています。

このような温泉を「非火山性温泉(深層地下水型)」と言い、掘削技術の進歩とともに全国に広がり都会でも温泉が楽しめるようになりました。

※地表に降った雨の一部が地中にしみ込んでいき、地下水となりますが、そのうち、地温などを熱源として温められたものを深層地下水型の非火山性温泉と言います。

 復習すると、温泉には火山性の温泉と非火山性の温泉に大別でき、非火山性の温泉は「深層地下水型」と「化石海水型」に分類することができます。
詳しく知りたい方は下記をご覧下さい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?