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【勝手におススメnote4】〆野友介さん すごさをうまく説明できるか自信がない…

勝手にオススメおじさん4回目です!

こちらは、高草木陽介さんの#幸せ増幅器にインスパイアされてはじめた企画です。

おなじみ


私は、

#幸せ増幅器

で紹介するとともに

#感謝を込めてサポート

して

#勝手にオススメnote

をやってます。


ということで


今回は、〆野友介さんです!

小論文・作文指導をされている方で、いつも非常に勉強になる投稿を書かれています。


そんな〆野さんのオススメnote。

段落の使い方のお手本のような文章です。

以前、普通の言葉で普通のことが書いてあっても、美しいと感じたり、感動することがあるということを言ったことがありますが、本投稿はまさにそれにあたるのではないかと思います。

この観点で私が好きな文章を書かれる先生は野矢茂樹先生。


普通の言葉で普通のことが書いてあっても美しいと感じるのは、「論理が明快」だからだと思います。
野矢先生は論理学の先生です。
やっぱりこれがオススメ。

※Amazonのアソシエイトにより、本記事は適格販売により収入を得ています。


さて、〆野さんの記事。
段落の分け方について説明をしています。

この記事では、最後に実際の使用例ということで、物理学者の中谷宇吉郎の一節が例文として挙げられています。

そして、その段落をトピックセンテンスをひろいながら解説しています。

(以下、①は「第1段落」をあらわす。)

例文(中谷宇吉郎著『比較科学論』)の段落
① 研究方法は二つの方に分類できる。
② 一つは精密化学である。
③ 精密化学で一番大切なのは良い研究題目を見つけることで、「警視庁型」といえる。
④ 犯人が誰かも、犯人がいるかもわからない場合がある。これを「アマゾン型」と呼ぶことにする。
⑤ 本当は、両者が融合した場合にいい研究ができる。話を分かりやすくするために両極端の場合について考えてみよう。

トピックセンテンスだけ抽出すると、①から⑤の段落が何をいっている段落なのか、非常に明快です。段落ごとに何のことについていっているのかとてもはっきりしているからだと思います。

表にまとめるととてもまとめやすい

それぞれの段落の役割が明確で、かつ、トピックセンテンスが拾いやすいと、一瞬で全体像が見えてきます。お手本のようです。美しい…

と思って、この記事全体をもう一度読み直してみました。

そして、この記事全体も全く同じだったことに気が付きました。


〆野さんの記事「【文章作成の基本】段落の分け方」の段落

① 長い文章は段落を分けるべきです。読み手のためにも、そして自分(書き手)のためにも。
② 読み手のためにも、段落分けはするべきです。
③ 書き手にも、メリットがあります。
④ では、段落とはそもそも何かを、このあと説明します。
⑤ そもそも、日本語の文章は、「単語」「文節」「文」からなります。
⑥ 「文」が集まって段落になります。
⑦ 「段落」は器官のようにそれぞれ役割と働きがあります。
⑧ 書き手はさしずめ「創造主」です。
※ なお、小論文を想定しています。小説のことは軽く触れる程度にします。
⑨ ここから、「段落の構造」について説明します。
⑩ 段落は、一つの段落主旨(簡単に言えばその段落で書き手が言いたいこと)によってまとめられています。
⑪ 段落の頭に置かれる接続詞及び接続語は、段落そのものを接続範囲としてとっている連結器です。
⑫ 段落の頭や一番最初のトピックセンテンス内にある指示語も、段落そのものを指示範囲としてとっていることが多いです。
⑬ 自分で文章を書くときには段落の構造を理解する必要があります。
⑭ 最後に実際の使用例について確認してみましょう。
⑮ 実際の使用例の段落の構造と機能についてみてみます。
  (例文)
⑯ 第一段落について
⑰ 第二段落について
⑱ 第三段落について
⑲ 第四段落について
⑳ 第五段落について
㉑ このように、トピックセンテンスを設けて、読み手に段落主旨を伝えながら、段落頭のトピックセンテンス上にある接続語と指示語で前後の段落をつなぎ、文章を展開していきます。皆さんも意識しましょう。

 要約をし始めてから21段落(※も入れたら22段落)もあることに気が付きましたがあっという間にできました。トピックセンテンスが明確で、段落の役割が非常に明快だからだと思います。

 まとめるとこう。

とてもまとめやすかったです

 こんなに段落ごとの役割がはっきりしていると、表にもあっという間にできました。国語の教科書に載せたらいいんじゃないかと思います。美しい…

 ということで、〆野さんの文章大変勉強になりますので、ぜひ読んでみてください。

 〆野さん読ませていただきありがとうございました!

 そんなわけで、段落の役割を意識しながら、「今日一日を最高の一日に

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