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(補遺)大事なことだけどそこは読まないでほしいときがある 心の流れに「さおをさす」


昨日の記事を紹介していただきました!


昨日書いた記事、FIREサラリーマン みかん🍊さんの記事、きくちしんいちさんの記事で紹介していただきました!

FIREサラリーマン みかん🍊さんの記事

みかんさんの記事はいつもすごく明快です。インスピレーションの取り出し方がわかりやすいです。

きくちしんいちさんの記事

高校時代の思い出が書かれています。けっこう思ったことがはっきり書かれていて笑、きくちさんらしさが表れています。

みかんさん、きくちさんありがとうございます!




ここからはいったん読まないでください(笑)

山路を登りながら、こう考えた。

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

「草枕」夏目漱石

※アマゾンアソシエイトの広告を含みます。が、青空文庫で読めます。


昨日のnoteで、「さおをさす」という言葉について、圧倒的な誤用をしました(笑)。

夏目漱石の「草枕」の冒頭をちゃんと読んでいれば、こんな誤用はしなかったはずだ(泣)。

はい、読んでいませんでした(T_T)

やはり、小中学校からロクに読書をしていなかったツケかなあ(いや、大人になってからでも読めるでしょ)。

「流れに棹さす」とは、

棹(竿)を使用して船を推進させ、流れに乗せることを意味する表現。物事が順調に進む様子、軌道に乗る様子を表現する言い回し。ただし、原義とは逆に「順調な進行を妨げる」といった意味で認識されている場合が多いとされ、誤用の典型例の一つとされている

weblio辞書


多いとされる誤用の典型例」であった(泣)


まつたけくんとまったく同じミスをした


ということで、「流れに棹さす」とは流れに逆らうことではなく、流れに乗って船を進めること。船頭さんが川底に棹をさして、船を進めていく。

漢字も「竿」ではなくて、「棹」が正しいようだ。勉強不足。

ただ、誤用と決めつけてしまうのではなく、言葉の変化として柔軟な視点で見ていくことも必要とおっしゃっているサイトもある。

時代の変化によって、本来の意味から違う意味が定着することはあるようです。

ただ、慣用句本来の意味も知っておきましょうとのことで。
まあ、そうですよね笑

本来の意味を知ったうえで、使い分けたり、あえてその言葉を使ったり、漢字を使い分けたりということができたらよかったわけです。


しかし!このnoteのコンセプトは「読んでいなくても、読めていなくても堂々と語る」。間違っていることをおそれていては、何も発信ができません笑




ここから読んでください



昨日のnoteで「竿をさす」という言葉を使った。

これは本来は「棹をさす」であり、「竿をさす」という言い方はふつうしない。
「棹をさす」は、流れを止めるのではなく、船頭さんが川底に棹をさして、船を進めていくようすをさすものであり、むしろ流れを推進する意味がある。情に棹させば流される。


川の流れに「竿をさす」ことはあまりない。

そんなことをしたら、邪魔でしかない。

船をこぐ船頭さんに「棹さして」もらい、船を進めてもらうほうがよい。


そうだとしたら
「棹をさす」は、流れにのせる。
「竿をさす」は、流れを変える。


そんなふうに考えてみてもいいんじゃないだろうか。


心の流れに「さおをさす」そんな文章が書けるようになれたら、いいと思う。今日はこのくらい。



(やっぱり無理があるかー笑、まあこれはもうこのままありのままで)

#なんのはなしですか    




ということで、今日も心の流れに「さおをさす」この言葉


今日一日を最高の一日に


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