アルカディ・ヴォロドスの超絶技巧

https://youtu.be/Tzh995m4NXk

アルカディ・ヴォロドスというロシア人のピアニストがいる。
もともとは声楽家を目指していたそうだが現在はピアニストとして活躍している。
その彼が自分の超絶技巧を惜しみなく披露した編曲がこの曲である。
モーツァルトのトルコ行進曲はエリーゼのためによりは難しいが
これを弾けることで他人に自慢できるほどではない、という一般的にはそう難しくない部類に入る曲だ。
だが、この曲をヴォロドスは衝撃的に難しく編曲したのである。
ある日、YouTubeのこの動画を見て、度肝を抜かれた。
あたかも若き日のフランツ・リストがパガニーニのヴァイオリンに衝撃を受けたかの如く。。。
私はこの曲をどうしても弾いてみたいと思ったが、この楽譜は市販されていない。仕方がないので、YouTubeで楽譜をupしている方の動画をメモって楽譜に起こして何時間も練習した。1年かかった。そしてようやく完成したのがこの動画である。演奏技術も編集技術もお世辞にもうまいとは言えないが、とにかく全力を尽くして練習をした成果を皆様にご覧いただけると幸甚である。