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住宅ローンの支払いができない方!初動について提案します。

1.住宅ローンの返済に困ったら!…先ずは、リスケを!

昨今のコロナ事情でたくさんの方が収入の低下や環境の変化で住宅ローンが支払えない、または今後の支払いが厳しくなりそう〜などの不安を抱えてご相談に来られます。

この様な場合、実際に現状がどうかによって出来ることが違います。
・もう返済ができずに遅れている方
・まだ返済が遅れていない方

この2タイプに大きく分かれます。

いずれにしても先ず、借入先に相談し“リスケ“できるか相談してください。

リスケとは?

現在借りている返済の方法を調整する事を意味します。
・返済額の調整
・返済期間の調整

が、主な方法でいずれも現在の支払いより少ない金額で一定期間を支払うこに応じてもらえます。
この様な方法はあくまで一定期間の対処であって根本的な解決には至らないですが先ず時間の猶予を獲得したりその期間を利用して任意売却の準備をすることが可能です。
*金融機関によってはリスケに応じてもらえない場合もあります。

【point】
リスケは、解決でなくあくまで時間稼ぎとなるだけです。

2.返済が遅れる前、遅れてもすぐに専門家に相談しましょう!

今後の支払いができるかできないか?!
ご自身が一番知っているはずです、無理をせずに売却した方が良い場合の方が多いのですが一人ではその判断が鈍ります。
悩まずに専門家に相談しましょう。

・売却相場がローン金額を上回る場合:一般仲介で
 *収支は仲介手数料などの諸費用まで含んでください。

・売却相場がトントン、下回る場合=オーバーローンなら:特殊販売で
 *相談先:任意売却専門会社
 *一般社団法人 任意売却協会加盟店なら手数料相談も無料です。

【point】
任意売却専門会社なら相場調査から一般仲介も兼ねています。

3.任意売却会社でリースバックを相談する!

オーバーローンの場合、今後の支払いができませんから普通は自宅を手放すしか方法がありません。
でも多くの方が、競売では損しますから任意売却を選択します。
その任意売却の過程で条件が合えばリースバックできます!

リースバックは
・住み慣れた自宅に売却後も住める:賃貸契約で
・数年後をめどに買い戻す事も可能:条件次第で

リースバックできれば、一定期間であっても生活のリズムを崩さずに過ごせるかもしれません。
特に就学中のお子さんの事情を汲んだ相談が叶うことがリスバックを望む大きな動機になるかたが多くなっています。

離婚や、賃貸条件が合わないケースはその時点で売却した方が良い場合もたくさんあります。
任意売却で売却する場合でも時間を稼いで良い効果を期待できますから競売を避けて相談してください。

*競売と同時進行ばら猶予期間が少ないか、又はありません。

相談先として
・任意売却やリースバックは、経験や知識の判断が豊富な相談先
・貴方の利害関係に期待しない、手数料に期待していない業者に

この2点に気を配って相談先の判断ください。