議論よりも対話が大切

『だから僕たちは、組織を変えていける』・・・議論よりも対話

思ってもみたことはないだろうか。変化する時代にビジネスにおいてもっとも生産性がかわるのが正否を求める「議論」ではなく、意味を理解しあう「対話」だったことに。

Googleが証明した研究によればもっとも業績に貢献しているのは”心理的安全性あるチーム”という結論に至った。

これまで歴史を振り返っても長きにわたり「対話」を重きにおいてきたはずだ。コミュニティを形成しなくては生き残れるはずもなかったそんな時代にIT化が進み始めてからひとは「議論」に夢中になった。

ワンマンであり、牽引していける人間が生み出されそれに従い行動していくことが最適解だと勘違いし続けたが、いまやブラック企業(相手を陥れて設けること)は破綻している。

社会性を重んじているパタゴニアなどの企業が頭角をあらわしているのも事実だ。

科学が進むことで実はこれまで人間がしてきたことの意味がなぜ大切だったのかも大きくふれていけるようになった。これまで長い歴史がある人類のほんのわずかな時間に「ブラック企業」が成長を促進させると勘違いしてきていた。

しかし長く続くはずもない。人類が本来必要としてここまで成長できたのはAIの力なんかでは到底およばないものがあるからである。

本書からわかることはより最適な答えではなく、多様性がうみだす新しい考えをどのように社会貢献として活かしていけるかを考えるための方法を生み出している。


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