やってのける

『やってのける 意思力を使わずに自分を動かす』ハイディ・グラント・ハルバーソン

目標設定をしてみた。実行することで成功する道が見えた。

本にそう書いてあったんだから成功に近づく方法がまさにそこにあるじゃないか。

やらない手はない。じゃあ壁に目標を書いた紙を貼って毎日読み続けよう。

そう思って早1年。実感が沸いたことといえば確信をもっていえる。

確実に変わっていると。

今年は100人に会う。そうすることで繋がりが増え、夢の本を書くということを口に出す回数が増える。次第に自分に本を出すことを言い聞かせることができる。

というメリットを掲げてみた。

掲げてからの行動をまとめてみると。

とにかく声をかけてみた。

ツイッターで仲良くなった人、人と会えるチャンスのセミナー、コミュニティに参加してオフ会。

今年が始まって4ヶ月で達成した。

結局は目標を具体的に落とし込むことに成功していたというわけです。

では本を書くことに対してはどうだろう。本を書くというのは100人に会うより大分抽象的だった。

それは本書でも紹介されている、「なぜ(抽象)」と「何(具体)」の思考で変わってしまう。

抽象的なことはやる気を引き出す。

私は完全に抽象的人間であり、とりあえずやってみようと思う。ができる人間だった。(できる人からしたらまだまだだが)

本を書くはこの「なぜ」
なぜなら本を書くことで自分を表現できるから、バカと言われていた過去を払拭したいから。私が悩んだ過去の出来事を本を通じて安心して生活をしてほしいから。

これはなぜという動機なので本を書くということ自体は人に伝えるほどのやる気が引き出されていた。

しかしいざ開けてみれば、「何を書こう。知識という手札が少ないのにどうすれば?まずは本を読みまくる?」

どれも大切だが、結局大きく描いた1枚の絵はどこから着手することでかけるのか。

それは筆をもち、キャンパスを用意し、一筆めを書いていく。だから色はこの色がいい。ここに家があるなら草や湖があったらオシャレになりそう。

このように手を動かしたからこそ脳が動いている。

ここに「何」という具体が入り込んでいる。
ペンをもち紙に書く。ノートに最初に妻や子供への感謝を書いてみる。目次を書いてみる。書いたものをみてもらう。

このように具体的に「何」を問いながら書くことで橋がかかっていく。

どこかで知識コレクターという言葉を聞いた。これは知識を集めて行動しない人に言われるものではあるが、ここまで来るまでに、1日3冊の読書(朝3:00〜)暇さえあればvoicyやyoutubeで知識に投資してきた。人にもたくさんあい情報を仕入れた。

ハードルが次第に下がっていき、具体的にポジティブになる。

本当は一人一人知識コレクターになることでハードルを下げているのだとも思っている。

それは心が自然と動き出す瞬間であり、今あなたはここで動きを用意してくれているかのように。

私が今動けないことは恥ではない、そのタイミングは必ずくる。

ここまできて『やってのける』を手に取ったのも必ずこれまでの道のりがあったからであり、人のことを考え続けたからこそ刺さる言葉がある。

ゲームを1日10時間していた私は才能の塊だ。


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