10月の御朱印のお知らせ
心地よい秋風が吹き抜け、高く澄んだ空に心も晴れ晴れとする季節になりました。
早いものでもう10月。
秋は収穫の季節。春に蒔いた種は実をつけ、秋に収穫を迎えます。
10月は「神嘗祭(かんなめさい)」、11月は「新嘗祭(にいなめさい)」と、今年の実りを感謝する国の基となる大事なお祭りが続きます。
今月・来月と二か月合わせて、2つのお祭りがつながる【4面の特別御朱印】という形で奉製致しました🙂✨
国の基となる大事なお祭りを、御朱印や記事を通して身近に感じていただけると嬉しいです♪
◆「神嘗祭(かんなめさい)」奉祝御朱印
初穂料 1,000円(10月1日~11月末日まで限定数の授与)
※帳面への直接の押印を「試験的に」再開させて頂きます。長時間に及び、長い待機の列が発生するような「混雑時には、書き置きのみの対応」とさせていただきますことご了承ください。十分に数はご用意しておりますが、限りがございます。
神嘗祭は、天皇陛下が新穀を八百万の神々に先駆けて、天照大御神の鎮まる神宮と皇居の賢所(かしこどころ)にお供えになり、豊穣の感謝を捧げるお祭りです。
神嘗祭は神宮の恒例祭の中で最も重要なお祭りであり、三種の神器である宝鏡が鎮まる宮中と伊勢の神宮で大規模な祭礼が行われ、陛下は皇居の神嘉殿(しんかでん)より神宮をご遙拝になります。
宮中をはじめ全国の神社でも、二月の祈年祭で一年の無事を祈り、秋の神嘗祭と新嘗祭(にいなめさい)で、稲の収穫感謝を奏上します。
今月は、そんな神嘗祭を、平安時代に作られた名作「源氏物語絵巻」の技法を散りばめ描きました。(二千円札に描かれている“アレ”です…!)
稲作に精を出す神社の動物たち。祭主や勅使をはじめ、一同は神嘗祭が行われる神殿の中へ…。
一年の実りの感謝を捧げる大事な祭礼のはじまりを、鳳凰も空からお祝いをしています!
10月の神嘗祭・11月の新嘗祭は、今年の実りを感謝する国の基ともなる大事なお祭り。御朱印も見開きで4枚つながる形で奉製しております。
宮中祭祀や神社の恒例のお祭りは外部に非公開の場面も多いですが、御朱印や記事を通して少しでも身近に感じていただけると嬉しいです♪
【新型コロナウイルス感染症にかかる諸対応について】
感染症の拡大防止、混雑緩和に向け、全ての御朱印を [ 書き置き(紙)のみの頒布 ] とさせて頂いておりましたが、10月1日より御朱印帳への記帳を「試験的に」再開致します。誠に勝手ながら、長時間に及び、長い待機の列が発生するような混雑時には記帳を中止し、書き置きのみの対応とさせていただきますので、ご理解・ご協力の程よろしくお願いを申し上げます。
また、郵送対応は行なっておりません。日々変化する社会情勢を踏まえながら、決してご無理の無い適切なご判断を頂き、万全の体調にてご参拝を頂ければ幸いです。
対応の詳細はをご覧ください。
こちらのページをご覧ください。
◆10月の月参り御朱印
初穂料 手描き1,000円 複写500円(10月1日~末日迄の授与)
※手描き複写共に書置きのみの授与。手描きは限定数のご用意、画像は複写のものとなります。
今月のモチーフは秋になると実をつける「どんぐり」です。
秋の風物詩であるどんぐりを、地の黒い絵具が乾かないうちに金の絵具を垂らし、独特なにじみを演出する「たらしこみ」という日本画の技法を用いて描きました♪
ころころと愛らしいフォルムのどんぐりは、古くは縄文時代の遺跡の貯蔵遺構からも発掘されており、昔の日本人の食を支えていたことがわかっています!
情報を通じてご参拝をより豊かな体験に
日本人は昔から、お米を「神様から頂いた食べ物」として大切にしてきました。神話の中でも、日本は稲穂が豊かに実る国という意味の「豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)」と呼ばれ、年間を通して稲にまつわる祭事や行事がたくさんあります。
神嘗祭の約一か月後には宮中三殿にて、天照大御神をはじめ天神地祇すべての神々に感謝を捧げ、供食をすることで神々と人との絆を深め、神様のお力を戴(いただ)く「新嘗祭(にいなめさい)」を斎行します。
新嘗祭では、全国各地の神社でも初穂を捧げて感謝を示すお祭りを行います。
10月御朱印をお受けいただいた方に、特別なリーフレットを無料でお分かちいたします。
今月は「神嘗祭」や、『日本書紀』に記述のある三大神勅について、そして稲作に関するコラムを掲載しております。是非ご一読ください😊
神嘗祭の御朱印をお受けいただいた方へ「秋詣」のクリアファイルもお分かち致します。
リーフレット・クリアファイルは10月中は配布できるよう十分な数をご用意しておりますが、数に限りがございますので無くなり次第終了となります。ご容赦下さい。
当社では様々な形で感染症予防に取り組んでおりますが、お越しの際は万全の体調にて、十分な予防対策をしていただいたうえでお参り頂くようお願いいたします。
10月のお参りも皆様にとって良き体験となりますように、心からお祈り申し上げます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?