見出し画像

新しい生活の始まりに

いつも当社へご崇敬の真心をいただき、誠にありがとうございます。
まだまだ気の抜けない状況ではありますが、1か月半に及ぶ緊急事態宣言の解除が行われ、新しい生活指針の中で、新しい生活が始まりました。

自粛要請期間は続きますが、不安の連鎖に負けず明日への活力をもって生きる、大事な大事な大きな一歩かと思います。

慌ただしく過ぎていく日常の中にも、深く心を静め手を合わせる時間をお持ちいただいて、ご健勝にてお過ごしいただきますこと、心よりお祈り申し上げます。

画像1

【新型コロナウイルス感染症にかかる諸対応について】
詳細はこちらのページをご覧ください。
引き続き、不特定多数の方が触れる本殿前の鈴緒、手水舎の柄杓は一時的に撤去させて頂いております。 また、除菌液を授与所横に設置しておりますので、ご自由にご利用ください。

万全を期して対応にあたっておりますが、皆さまのご協力が不可欠なものでもございます。検温やマスク、小まめな消毒、思いやりの距離でのご協力をお願いすると共に、日々変化する社会情勢を踏まえながら、決してご無理の無い適切なご判断を頂き、万全の体調にてご参拝を頂ければ幸いです。


◆5月は一年に一度のお祭り月

5月は、一年の中で最も大きなお祭り「大祭」が行われる大事な月。
今年は安全性の確保を最優先とし、祭礼を大幅に縮小し、大祭式に併せて疫病の早期終息祈願詞を奏上する形での斎行となりました。
大祭特別企画という形でのWeb上での試みもございますので、是非ご覧いただければ幸いです。


◆ 御朱印の対応について

感染症対策の一環として、当面の間、帳面のお預かりをしての揮毫・押印は休止し、全ての御朱印を「紙(書き置き)」での対応とさせて頂きます。
#オンライン神社 ** の御朱印対応は、6月1日~年内**となります。

御朱印対応に関する詳細はこちらよりご確認ください


◆『遥拝(ようはい)』特別御朱印

画像2

初穂料 500円 (紙でのお渡しのみ)
※「遥拝」の認知・奨励を期して、授与期間は感染症終息までの予定です。

「遥拝」とは遠く離れた所から神に祈りを捧げることをいいます。直接お参りが難しい場合、遠く離れた場所から神社の方向を向いて祈りを捧げることは、古くから様々な形で行われてきました。

御祭神の小野篁(たかむら)公や御配神の菅原道真公、そして神社の神使たちも胸に手を当て、静かに祈りを捧げています。御朱印は“神様とのご縁”をつなぐもの。毎月心の拠り所としてお参り頂いている皆さまと、「離れていても『想うこと』、そして『祈ること』で神様との繋がりをお持ちいただく御朱印」をテーマに、『遥拝』特別御朱印の奉製をいたしました。

画像3

1年以上続くものと言われているこの感染症との戦いの中で、これからも様々な環境の変化があろうかと思いますが、毎月かかさず行ってきた月参りができないことに、残念な気持ちや、不安な気持ちをお持ちの方も多くいらっしゃることと存じます。

参拝が難しい時は、神棚を通して、あるいは御守りなどの授与品を通してという形でもよろしいかと存じます。大切なのは深く真摯に向き合い、清らかな気持ちに立ち返ること。『遥拝』という形で、神様へと“こころ”を馳せ、手を合わせる時間をお持ちください。

このような状況下こそ、心を静めて手を合わせる時間を大切にしていただき、ご健勝にて心豊かな日々をお過ごしいただきますこと、心よりお祈りを申し上げます。


◆5月の月参りの御朱印

画像4

初穂料 手描き1,000円 複写500円(6月末日迄の授与)
※手描き複写共に書置きのみの授与。手描きは限定数のご用意、画像は手描きのものとなります。

5月の月参りの御朱印は、毎年恒例のアヤメがモチーフとなります。
平素は複写を撮影するのですが、今月は印刷では出せない鮮やかな緑が特徴。岩絵の具を用いた日本画の魅力の一端を是非ご覧ください。


◆元の自分に立ち返る場所

神社は、神様がお住まいになる場所であり、境内は清浄に保たれた御神域です。御神前でのお祈りの前には、いくつもの鳥居や注連縄(しめなわ)といった結界を超え、手水を取り、体の内側、外側を清めます。

神社は、祈りの場所であり、清まった(気良[きよ]まった)状態で、神様と誠心誠意、相対し、自分の“こころ”と向き合うことで、元のフラットな自分に立ち返る場所でもあります。「祈り」は、神様に祈願や感謝を申し上げる行動を通して多くの気付きをもたらし、心豊かな生き方を示す道ともなります。

画像5

近年はマンション住まいの方が多くなり、多くの家庭で神棚が姿を消し、生活の中に「祈りの時間」を持つことが難しい時代となりました。
未曾有の状況の中で、1日の中で1分でも3分でも“心を静めて手を合わせる時間”をお持ち頂き、一日一日を心豊かに、元気にお過ごしを頂きますように。

当社へお参りが難しい時も、どうか人気を避ける配慮の上で地元の氏神様にお参りください。
一日も早くこの不安の連鎖が解消され、笑顔でお会いすることができますこと、心よりお祈りしております。


◆小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)

画像6

東京の下町 入谷にある学問・芸能・仕事の神様をお祀りする神社です。
御祭神は、平安時代有数のマルチアーティストである 小野篁(たかむら)公。文鳥を愛する絵画の神様で、百人一首にも登場したり朝は朝廷に夜は冥界に出勤される多動な神様です。852年⛩創建 、境内には重要文化財の富士塚も🗻

東京メトロ日比谷線 入谷駅 4番出口 より徒歩3分
JR山手線 鶯谷駅 南口 より徒歩7分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?