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6月の御朱印のご案内

みなさんこんにちは!
いよいよ6月が始まります。
2020年前半戦、最後の月にさしかかりますね💡

6月のテーマは「水」です。

6月は、田んぼに水を張る季節であったり、梅雨による多雨が特徴的な「水無月(水の月)」と呼ばれる“水”に深い縁のある月。 そして「夏越の大祓」が斎行される“祓え”の月でもあります。

祓え=罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除くための神事。

緊急事態宣言の解除を受け、新しい生活指針の中での「新しい生活」がはじまりました。
心新たに身も心も祓い清めて、気力を満タンにして後半戦に向かいましょう!

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【新型コロナウイルス感染症にかかる諸対応について】
詳細はこちらのページをご覧ください。
引き続き、不特定多数の方が触れる本殿前の鈴緒、手水舎の柄杓は一時的に撤去させて頂いております。 また、除菌液を授与所横に設置しておりますので、ご自由にご利用ください。

万全を期して対応にあたっておりますが、皆さまのご協力が不可欠なものでもございます。検温やマスク、小まめな消毒、思いやりの距離でのご協力をお願いすると共に、日々変化する社会情勢を踏まえながら、決してご無理の無い適切なご判断を頂き、万全の体調にてご参拝を頂ければ幸いです。



◆6月「水無月(みなづき)」限定御朱印

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初穂料 500円 (6月1日〜6月末日までの授与)
※通常ですと帳面に直接押印させて頂くものですが、感染症の警戒期間中は書き置きのみの対応となります。

小野篁(たかむら)の名歌から始まるストーリーを御朱印に

今月の御朱印に入っている「泣く涙…」という歌は、古今和歌集に収められている篁公の代表的な和歌のひとつです。

泣く涙 雨と降らなむ 渡り川 水まさりなば 帰りくるがに
私の涙が雨となって降って欲しい。涙の雨で三途の川の水かさが増して、大切なあの人が、この世に引き返してくるように。

これは大切な人との死別の悲しみを詠んだ歌。
でも今は悲しみに暮れるばかりではいられません。

そこは、多動の神・小野篁公
ただただ嘆いているだけではなく自ら動きました!

昼は朝廷で官吏。
夜は閻魔庁の冥官。

法律にも明るく閻魔大王の副官として、この世とあの世を行き来していた伝説が語り継がれる篁公。

井戸_冥土通い

篁公が夜な夜な冥界へ行き来していたと言われる「冥土通いの井戸」(六道珍皇寺)


大切な人を取り戻すため、涙でかさの増した三途の川を渡っていきます。


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動物たちも決意に満ちた篁公の旅を付き添って応援!


御配神の菅原道真公も空から見守っています。
でも今は、まだまだ雨の中。
悲しみの雨は、なかなかは降り止みませんが、天神様である道真公が指し示す先には、うっすら虹が…!

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きっといい結果になりそうですね。


そして、今回、どうにかして「水」を表現したいと思い、特殊加工で水を再現。
透明でキラッと光る特殊加工を入れて、「水」感をマシマシに...!

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見えますか…?

この感染症も、川の水で祓い清められ晴れますように。
良い形で半年を納めて、フラットな状態でそれぞれの虹に向かって進みましょう!


◆6月の月参りの御朱印

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初穂料 手描き1,000円 複写500円(6月1日〜末日迄の授与)
※手描き複写共に書置きのみの授与。手描きは限定数のご用意、画像は複写のものとなります。

6月は「水無月(水の月)」や「水張月(田に水を張る月)」などとも呼ばれ、梅雨や大祓などもある「水」との関連が深い月。清らかな水の流れを表現できればと、水草と魚をあしらいました。



情報を通じてご参拝をより豊かな体験に

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御朱印をお受けいただいた方に、特別なリーフレットを無料でお分かち致します。
6月中は配布できるよう十分な数をご用意しておりますが、数に限りがございますので無くなり次第終了となります。ご容赦下さいませ。
皆さま方にとりまして、この月が上半期の納めに相応しい、清々しい良い月になりますように。

心身共に健やかな佳き月となりますよう、心よりお祈り申し上げます。


小野照崎神社(おのてるさきじんじゃ)

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東京の下町 入谷にある学問・芸能・仕事の神様をお祀りする神社です。
御祭神は、平安時代有数のマルチアーティストである 小野篁(たかむら)公。文鳥を愛する絵画の神様で、百人一首にも登場したり朝は朝廷に夜は冥界に出勤される多動な神様です。852年⛩創建 、境内には重要文化財の富士塚も🗻

東京メトロ 日比谷線 入谷駅 4番出口 より徒歩3分
JR山手線 鶯谷駅 南口 より徒歩7分


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