感染症法上の緩和とマスクフリー
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感染症法上の緩和とマスクフリー

本日、千代田区内で街頭演説をしていたら、ずっと演説を聞いておられた若い方がおられました。演説が終わった後、駆け寄って話しかけると、即座に質問されました。

「小野さんは新型コロナの感染症法の分類を2類から5類にすることをどう思いますか?」と聞かれました。

ワクチンが普及していること、重症者が少なくなってきていることを踏まえると、保健所がすべて管理し、全員原則入院させる2類からは5類相当ぐらいには下げるタイミングはやがて来るのではないか、ただし、5類にすると検査や入院については自費対応する必要もあることから、新型コロナ独自の基準も必要ではないかと申し上げました。

それと、マスク装着についてどう思うかという質問もされました。その方は新型コロナウイルスに対する独自の考え方からマスクをしておらず、今の日本でマスクが事実上強制されていることに非常に強い不満を持っておられました。日本ではマスクをしていないとお店からも追い出されることがある、ともおっしゃっていました。

すでにデンマークではマスク装着義務は解除されていて、呼吸しにくいマスクを外し、相手に表情を見せることができます。しかし、それ以前は逆にマスクをつけることを国民全員に求めていたということでもあり、世界中の多くの国において、状況によってはマスク装着が必要となっていることに変わりはありません。

そう思うと、マスクをしない自由というのは、感染症蔓延防止という公衆衛生上の観点から、実は全世界的にみても認められていない状況ということであり、そのことに抵抗感を感じている方々にとって、非常に生きづらい世の中になっているのだなと感じました。

そういう意味でも、せめてワクチンの接種の進展により、重症者発生の比率が減少した時点で、感染症法の分類を変えて対策を緩和させる、という選択肢は、客観的データに基づいて判断し、要件を満たせば認めるべきとも思いました。今の日本の世論では、なかなか難しい議論ですが。

話の途中で、その方は、ご自身がコロナ直前に家を失い、現在はホームレスとして都内に住んでいると明かしてくださいました。そんな自分に駆け寄って来てくれてとてもありがたかった、とおっしゃっていました。他の選挙区の他政党の候補者が、「命が大切」と繰り返していたので、それに対して経済を守ることをどう思うか質問したところ、スルーされたのに比べ、話しかけてくれた上にしっかり質問に答えてくれた、とも。しかし、私は、熊本で副知事をしていたときから、どのような立場の人であってもお話は聞いてきたので、当然のことをしているまでです、とお答えしました。

毎日、本当に多くの方々に演説を聞いていただいています。そして、聞いてくださっている方々の側でも、その数の分だけ、異なる感じ方や人生の立ち位置があるのだなと感じます。すべての方々にとって100点満点の政策などありえませんが、課題に最もよく応えることのできる政策は何か、を日々考え、残る活動期間も訴え続けたいと思います。

明日はいよいよ決起会。新宿南口にて、多くの皆様の前で演説を聞いていただくことを楽しみにしています!

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1974年東京都目黒区生まれ。東京大学法学部卒業後、アクセンチュア株式会社、衆議院議員公設秘書等を経て、2008年熊本県政策調整参与、2012年、38歳で熊本県副知事に就任。2020年6月に退任。東京都知事選挙に出馬(4位、61万票)。現在、日本維新の会衆議院東京1区支部長。