街頭演説を聞いてくれた小学生
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街頭演説を聞いてくれた小学生

昨日は街頭演説をしていてうれしいことがありました。港区内のスーパーマーケットの前で演説をし終わった後に、2人の小学生の女の子が駆け寄ってきて、「チラシください!」と言ってきたのです。

私も感心して「どうして興味を持ったの?」と聞くと、「今学校で政治の勉強をしているんです」と立派に答えました。

私はさらにびっくりして「2人は何年生なの?」と尋ねると、「4年生です!」との返事が返ってきました。なんと私の長男と同学年… うちの息子はまだ政治って聞いても「何それ?」としか返ってこなさそう。立派なものです。

幼いころから社会について、政治について興味があるのはとてもよいことだと思います。日本人の社会や学校では、政治の話題を避けようとする傾向がありますが、民主主義は自分たちで守り、発展させるのだという教育は不可欠だと思います。コロナ禍によって、自分たちの生活がいかに政治の動きと密接に関わっているかを多くの人々が実感していると思います。それは子どもたちも同じなのでしょう。

若者が政治に関心がない、選挙に行かない、ということが日本では長年問題になっています。日本では自分たちが参加してものごとを決めていく、という体験が乏しいために、「どうせ投票しても変わらない」という意識が染みついてしまっていると思います。

「主権者教育」などというお堅いカリキュラムを行うよりも、学校で触れるさまざまな事柄について、生徒たちで話し合って決めるというプロセスをもっと採り入れれば、自分たちが参加することによって変えられる、という前向きなマインドを子供たちに持たせることができるのではないかと思っています。

たとえば、修学旅行の旅行先をどこに行くかを生徒たちで決めるなどというのは非常に有効だと思います。「京都派」と「北海道派」で意見が分かれたら、それぞれの推進派がプランの内容や予算案を示して論戦を行い、最後は投票で決める、など行えば、自然と民主主義のプロセスや意義を学べると思います。最近は、学校の校則を生徒たち自らで議論する動きも出てきています。学校も一つの社会。民主主義を学校の中で実践し、学ぶ機会はいくらでも見つけられるはずです。

もちろん、このようなことを行うと、学校の先生の負担が増えてしまうという問題も出てくることが考えられます。しかし、このような体験をせずに他のことを優先させる理由などないのではないかと思います。それこそカリキュラムを根本的に見直すべきでしょう。それに、旅行会社の担当者と小学生が直接旅行プランや予算について折衝させればよいのです。

それにしても、先の小学生と話していて、とても頼もしいなと思いました。学校の先生の工夫や努力も感じられました。将来の若者が、当然のように興味を持って政治参加できるよう、教育の現場だけでなく、それをサポートする社会も、より意識して子供たちに政治や民主主義に触れ、考え、行動する機会を与えることが必要だと改めて感じました。

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1974年東京都目黒区生まれ。東京大学法学部卒業後、アクセンチュア株式会社、衆議院議員公設秘書等を経て、2008年熊本県政策調整参与、2012年、38歳で熊本県副知事に就任。2020年6月に退任。東京都知事選挙に出馬(4位、61万票)。現在、日本維新の会衆議院東京1区支部長。